2024年7月31日水曜日

 突撃体験レポ-ト(R6.7.21)

 

和光小学校(世田谷区)

森林・間伐体験教室

受講生 前田

 


こんにちは~!

はじめて、林業体験教室(世田谷区和光小学校)の運営レポートをお送りします。

木の伐採なんてわたしは学校の行事で経験したことがなかったので、和光小学校の児童たちがとてもうらやましかったです。

ではどうぞ!

 



集合場所の沢井市民センター駐車場へ

いっちょ前の社会人になった私は日々の労働からくる重い体を引きずり起こし、ペーパードライバーであるがゆえに人様の車に乗り込んで集合場所の沢井市民センターへと向かいました。

見慣れた都会のビルビルビル、という街並みからは程遠い、のみ込まれそうなほどの深い森林たちが出迎えてくれます。だがしかし写真がない!すみません!

 

集合時間のだいぶ前にミーティングが始まったことだけは若干気になりましたが笑、各種確認を済ませ、現場へと出立です。

またもや、今度は人様の軽トラに乗り込み、風通しのよい爽快な乗り心地を堪能したのでした。軽トラっていいな~~!!何免許がいるんだ??(ペーパーの疑問)

 

和光小の児童を迎える準備

現場では、木が斜めになっていて危ないから倒しておこう、

草が伸びすぎているから刈っておこう、

レジャーシートは日陰のある森の中がいいのではないか、いやしかし蚊が多い、

伐採体験では限られた時間の中でどの木を伐採しようか、

など入念な準備と小学生への配慮がなされていました。

 

はたまた、おひとり和光小の先生が到着すると、どこからともなくのこぎりとヘルメットが80個くらい登場し、影でのものすごい連携プレーがあったと想像できました。

一足先に現地入りする先生っていたよな~。こんな感じだったんだ~。すごく大変だっただろうな~…。あのころの自分に代わって別の先生に今お礼を言う。お疲れ様です、ありがとうございます…。


 


和光小の児童到着!森へ入る準備

その他先生方と小学生たちが到着すると、森林の中で手伝いをしていた私もその声のにぎやかさに思わず振り返ってしまいました!

がやがやとはまさにこのこと。

児童たちがお昼を済ませたあとに今日の活動の説明を行い、のこぎりとヘルメットを1人1つずつ渡していきます。

のこぎりは腰にベルトやひもをつけてぶら下げる使用だったので、一人くらいは鬼殺隊の善一(『鬼滅の刃』)の真似でもしだすんじゃないかと勝手にどきどきハラハラしていましたが、誰もそんなことはしていませんでした。偉いよ小学生。

 

森に入る

実際に森に入るにあたり、木の根っこがあったり、ふかふかすぎて歩きにくかったり、心配なところがあったのですが、サクサク登っていくこどもたち。足腰つよい。クラス分の児童の水筒を持っている先生方、大丈夫でしょうか。

 

森に入って最初に行われた青梅りんけんの方の話では、おいしい水のためには森が大事であること、今いる森は木が多すぎて光が差し込んでいないこと、ひとつひとつの木が日光を浴びれるようにするにはどうすればいいのか等々お話がありました。

児童からは、元気がない木を伐採する、いや元気がある木を伐採する、太い木、細い木などいろんな意見が出ていました。全部当たってる!時と場合によって判断です。世の中正解は一つではない、という真理がしみじみと感じられる時間でした。

 

木を伐倒する

実際に青梅りんけんの方が、のこぎりで切り込みを入れていた際にはおお~~というような声が上がっていました。いや感動するよね、わかるわかる。

 

ツルと呼ばれる部分を残し、木に括り付けていたロープをみんなで引っ張り、ゆっくり木を倒していきます。

狙い通りの場所ながらも上の枝たちは他の枝にぶつかりながら倒れていきます。ばきばきばきばき、、、という少し衝撃的な聞きなれない音を立て、どすん、と地面に倒れます。

倒れたときも、おお~~という声が。わかるわかる。

 

 

丸太コースターを作る

伐倒した木の枝葉を取り除き、丸太を薄く切ってみんなで丸太コースターを作ります。

枝葉の除去や丸太の薄切りをする際に、のこぎりを使ってもらったのですが、皆のこぎりの使い方がうまい!林業従事者みな感動。

のこぎり全体の刃を使い、引くときに力を込めるのだ、という和光小学校の先生の教えが行き届いているようでした。

のこぎりがうますぎて、あんなに押していた時間があっという間に回収され、みんなコースターを2~3枚作っていました。嬉しそうな顔が可愛い。


 

コースターづくりのワンステップ先の作業として、皮むきと言われる木の皮をむく作業をしたのですが、見かけによらずのこぎりで切るより普通にむずい!と言っていました。

何でも皮をむき始める小学生

 

 

林業の未来を憂える小学生

そんななか、1人の子が私にがんがん質問をしてくるのでした。

#林業やってるの?#今人足りないんでしょ?#何人いるの?ってか#若い人全然いないんでしょ?#林業やばくない?#林業従事者になって!がんばれ!#これ樹齢何年?#杉?檜?#木売れないの?#海外に売ればいいんじゃない?#木で家作りなよ!

めっちゃアイディアくれるやん笑。

その子は一貫してずっと、林業やばくない?と言っていました。

 

ね、そう思うよね。小学生の時、一次産業の衰退や、環境破壊の危機的状況に焦りを感じていたのを思い出しました。自分が大人になるころ世界はどうなってしまうのだろうかと。

 

矢継ぎ早に質問をくれたその子を含めた今回の和光小の児童たちがどんな形であれいつか林業の道に足を踏み入れ、日本の山林をより美しく一層魅力的なものにしたくなるようできるだけ多くの準備をしておきたいなと思いました。

 

というわけで、まずは自分にできることから始めねばなりません。行動範囲を広げないといけないので、とりあえずペーパードライバー講習に行ってきますか。


  ・・・森林ボランティア育成講座・・・

第14-3回『下草刈り』R6.7.13


下刈り作業は炎天下の厳しい作業で植林した苗が、蔓や雑草に負けないように、加えて最近の獣害被害を考慮しながらの大事な作業です。

人間で言えば、園児から小学生・中学生へと向かう成長期の大切な時期の作業です。

今回、作業予定していた場所は7期生が植林(H27.3.14)した第1休憩所付近でしたが、前日の雨で安全を考慮し座学を中心に実施されました。

最近の不安定な異常気象は、自然を活動の場とする作業には様々な課題が降りかかって来ますが、自然と対話する真摯な姿勢が新たな作業方法を生み出す機会でもあります。

 

以下、受講生の感想を掲載します。

 ・前日の雨で下草刈り全てはできなかったけどちょっとでも体験できてよかったです。刃とぎもうまくできてよかったです。

・実習林を再び歩きながら説明が聞けたので復習になりよかったです。下草刈りは昨日の雨の為、場所が変わり残念でしたが、少しでも実習できてよかったです。と石でカマをとぐのはとても勉強になりました。次回は水を2Lもってきます!!ありがとうございました。

・岩田さん、りんけんの皆さん、本日のプログラム大変ありがとうございました。理論と実践の大切さが実感できました。加えて、課題と希望も感じられました。今後が更に楽しみです。

・下草刈りのやり方、時期、全てに自然の摂理に応じての適切な方法があり、理に適っていると感じた。一つ一つ学んでいきたい。

・下草刈り体験面白かった。実際に、材切した場所や植林した場所を見学できてよかった。

・とても楽しかったです。天気も晴れて教師の教え方とてもわかりやすくて今後自分本場で作業するときにどうしたら良いかなと考えながら良い日になりました。

・昨日雨だったので、下草刈りの実作業ができないかと思っていたが、できて良かった。話聞いてるだけと、実務までできるのとでは大きな差があるいろいろ慣れてきて、実り多い時間でした。ありがとうございました。


・前日の雨ですべり易かったが、山の中を歩き、草刈りもできてよかった。

・刃物を研ぐことの大切さを認識できた。(安全性・作業効率) 蜂対策について対応が必要と感じた。

・刃石による最後の「とぎ」は何度も先生に確認頂き、自分のものにしようと思いました。でもまだまだ不充分だと思いますのでこれから何度も学習するつもりです。

・けがのことも考えて、安全第一で進行して頂き、ありがとうございます。天候に左右される部分もありますが、実習時間多く頂けるとうれしいです。雨天の時に前日にメール連絡いただけるとうれしいです。

・あまり下草刈りができずに残念でした。見学の時間が多く実践の時間を多くとってほしいです。

・刀物のあつかい方の説明があり、具体的に指導あり、体験できて良かった。森林については 木を切り、たおれる時、どのように対処したら良いか?グループで考えること(実行すること)も聴き、少しずつ考えながらすごそうと思う。(目的日まで)

・大カマの刈りは初めてで事前説明がしっかりしてもらい良かった。安全に特に配慮する事が作業にとって大切と分かった。

・一日ありがとうございました。森の動物、昆虫、植物など危険に気づきました。感謝です。

・大がま初めて触りました!自分の方に引くときに力を加える感じがつかめてよかったです。かまをとぐのも初めてで、砥石を使うのもとても楽しかったです。ハチ怖いなと思いました。

・天候が不安定という事でしたが無事下草刈りの実習も出来て、良かったです。色々ご調整いただきありがとうございました。

・電動草刈機を使用しなかったので使用したいです。

・前日時点で下草刈りの実習をやめたのであればその旨連絡いただいた方が良いです。(持ち物の量が変わる)天気予報が怪しかったので、前日の5時時点で決行しますと連絡して頂いた方が安心します

                 以上



2024年7月18日木曜日

 

会員紹介

今から40数年前に近代ログビルディングの父と称されるアラン・マッキ-さんを師事し、カナダに渡り技術を磨いたマッキ-荒井こと、当会の荒井康廣会員を紹介します。



師匠のアラン・マッキ
-さんは、世界の近代ログハウスの普及に尽力された方で、スクライバーも考案され、日本のログビルダーは大なり小なり彼の影響を受けていると思われます。

荒井康廣さんは、帰国後、日本人の弟子として日本のログハウスの普及にも貢献され、小河内ダムサイト(奥多摩町)での「マッキ-荒井スクール」は記憶に新しく、故人となった師匠の思いである、『丸太の家で暮らすことは、自然の英知を分かち合って生きていくことです』を今も大切にしている。

写真は、師匠のアラン・マッキ-さんが日光セミナ-で来日(1986)したとき、マッキ-荒井スク-ルも応援に駆けつけた時の記念写真である。(山と渓谷 1987臨時増刊号表紙)




キャンプ・テ-ブルの様子(指導制作品)




以上、熱血指導は今も変らない。








2024年7月12日金曜日





 『身近な森を活用する会』

草創期を振り返って

 身近な森を活用する会の年度報告書をまとめさせて頂いております人間として少し報告させて頂きます。

 当会は,様々な事情から放置林が増えている青梅市の現状に鑑み、一人でも多くの市民が森林の現状を知り、将来の展望を考えることができるよう、横断的に集まった有志が立ち上げた事が始まりです。



 

知ってもらうには

☆まず現場にきてもらうこと。

☆見るだけでなく何か体験してもらうこと。

☆そして何かを感じ、その先何かをしようと意思を持ってもらうことです。

 

 私たちは、その目的達成のために、イベント・講座・研修・授業等様々な活動をしています。対象は、一般市民(大人・家族)、企業(社員・家族)学校(授業)などです。


 

私たちが大切にしているのは、                            

1.参加したいと思えるような楽しい企画であること。

2.私たちは講師ではなく、参加者の気づきや発見を手助けするスタッフであること。

3.参加者が将来森林を守りたいと思ったときの手立てや、道筋を提示してあげることなどです。

 5年ほど活動して私たち自身様々な学びがありました。特に子供たちの感じる力の素晴らしさです。私たちが提示するほんの少しのヒントから、子どもたちは自ら発見し、気づき、何が問題で自分は何ができるのかをハッキリ分かってくれます。この感じる力は年齢が低いほど大きいような気がします。保育園や幼稚園の子どもたちは、森の自然とすぐに溶け合い、まるで森にいる天使のようにふるまいます。そのような姿を見て、私たち大人は多くのことを学びます。本当に大切なことは何なのかを。

 私たちは、これからも未来の子どもたちのために活動を続けていきたいと考えています。一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。 




 


会員 谷村春樹 投稿
横 顔

NPO法人自然環境アカデミ-(元NPO環境学習研究会理事長) 




 追伸:過去5年間の事業報告は2022.6.22と前頁2024.7.8に投稿(リンク)してありますのでご覧下さい。



2024年7月8日月曜日


定期総会のご報告
(R6.6.22福祉センタ-)

 

当会は、元気な森林の恵みが経済一辺倒の中で、病んだ暗い森林へと増加傾向を憂い、安心安全な生活環境を守るよう関係機関に働きかけてまいりました。   

合わせて、多くの市民にこの状況を周知する事が急務と考え、業界の師弟達により平成8年に発足して以来、平成16年にはNPO化し普及拡大に努め、本年20年目の大きな節目の年を迎えました。

 会員もNPO化後、環境意識の高い幅広い様々な業界人や業界出身者に恵まれ、新たな勇気ある3本の事業化に漕ぎ着けられました。

これは、社会の風に行政が対応を決断した結果でもあり、市内上場企業((株)やまびこ様)からの力強い支援も加わった成果であります。

 このような状況下、優秀なスタッフに支えられ、昨年、楢島理事長が就任し事務の適正円滑な処理と森の担い手育成のための踏み込んだ新規事業に取組み、記念すべき内容の第20回定期総会となりました。

新規事業の紹介

今年度より、NPO青梅りんけんの基盤を担ってきた森林ボランティア育成講座運営の適正化に加え、新たに『森林整備養成講座』、『森林環境教育指導者養成講座』、『親子森林体験教室』の3本の講座が計画されました。

 この背景には、地球規模で気候変動が社会生活に支障を来たし始めた事が基盤にあり、市民の期待の高まりと共に事業量が増加傾向にあり、人格ある組織として期待に応えるべき責任ある自覚と行動が求められております。

 

<森林整備養成講座>

 

森の担い手を育成するために森林整備の基本を習得する講座です。          病んだ森林が増加傾向の中、安心安全な生活環境を守るべき仲間を一人でも増やす事と、軸足を置ける仕事となることを最大の目標としております。







<森林環境教育事業と指導者養成講座>

「身近な森の活用を考える会」は、平成29年頃より環境意識の高い市内を中心とした各グル-プで構成され活動してきましたが、「令和4年度事業報告」さらには「令和5年度事業報告」
から覗えるように延べ1300名余の受益対象者を数え、年々森林環境学習への期待が高まっており指導者の確保が課題となっておりました。

そこで、この課題に答えていくために発展的にグル-プ活動から、NPO青梅りんけんが受皿となり、新規に事業化し継承することとしました。

各グル-プで個々の得意な専門知識を生かして活躍いただいた方々には、会員又は賛助会員として参加いただき、主に小学校5年生を対象にした森林環境教育事業と指導者養成講座を展開します。


 




<親子森林体験教室>

 

身近な森林が元気に育まれる環境が、安心安全な生活環境を生み出してくれることを学び、人と森のかかわり方を考えるプログラムを実施します。 







以上