2023年12月14日木曜日

・・・ボランティア育成講座・・・

13-7『枝打ち作業R5.12.9

管理人

打ち作業は、特に針葉樹を対象に行われ、立木の皮が剥けにくい成育活動を休んでいる時期に行います。切断面の傷が早く埋まるように切れる道具が不可欠です。この辺では、鉈で樹幹に近い生え際から落とします。

目的は良質材、林床への日照の増量、通直に上に伸びるように行います。間伐後にすると効果的です。良質材は年輪幅が均一に近く、柱に製材して節が出ない貴重な材になります。

以下受講生の感想を掲示しました。

*暖かくて大変気持ちのよい日でした。枝打ちの大変さを実感できました。

*枝打ちは、高所恐怖症でも楽しかった。

*枝打ちの足場が悪くて苦労したが、なんとか3本の枝打ちができた。はしごの置く位置を選ぶのがむずかしかった。

初めての枝打ちは時間がたつのが早く感じられるくらい楽しかったです。ありがとうございました。


*この場所には初めて来ました。まだまだ青梅も知らない場所あり。枝打ちの意味、そしてそのための技術。林業は安全管理が本当に大事だと思った。

*枝打ち作業は危険もあるが、作業自体はとてもおもしろく感じた。

*枝打ち 登る前は恐そうだったのですが、上に行くと意外と恐くなくできた。ただもう少し上だとどうだろう? 春に植えた苗の手入れ自分で考えてやるのが楽しい。

*のこぎりを使う手と、左手の位置を考えながらやらないと、枝の場所によっては、手をケガしかねない。(実際、少しだけ切キズを作ってしまいました・・・)

*準備が大変な回で誠にありがとうございました。勉強になりました。

*思いの外枝打ちが楽しかった。枝、再利用、多岐に渡る。

*枝打ちの方法が分かり、とても良かったです。詳しく教えて頂き、ありがとうございました。

*高さのある所での作業はとても楽しかったです。昇降機は難しかったですが、体験できて良かったです。道具はひとつずつよく考えられていることに感心します。

*低い所から始めると、かなり高い枝も切ることができる様になった。はしごで登れるくらいなら枝打ちできると思えた。登高機もていねいに教えてもらえれば登れたかもしれない。

*日頃出来ない枝打ちを体験し、また腰ロープを使用した作業は、やっていくうちに慣れもあり楽しく作業を行う事が出来ました。

*今迄の作業の中で一番楽しかったです。枝打ちの時、ノコギリで左指の先をちょっと切ってしまったので油断です。刃物には気を付けようと思います。バンドエイドを頂き、ありがとうございました。

*とにかく「けいしゃ」がきつくたいへんでしたが楽しかったです。





 

2023年11月29日水曜日

 

・・・ボランティア育成講座・・・

13-6『間伐作業・やまみち補修R5.11.25

管理人


 作業用やまみちは、作業現場まで歩いて通う大切な道筋で、呼び名は特に無いのが現状です。
 設置方法は、作業計画をもとに、安全に効率的に作業現場に通えるように設定され、獣道に準じた形で簡易な道筋の設置が可能で、経験が大切です。将来、この経験が作業路(林業機械使用)の設置に生かせます。

以下受講生の感想を掲示しました。

*本日は2人参加のみの班でしたが、皆さんに丁寧におしえていただいて楽しく過ごせました。ありがとうございました。

*間伐の手順はのみこめてきたが、細かな注意点がついつい忘れがちになってしまった。

*色々と考えるべき事象が多く、単なる作業ではないことを痛感しました。

*自身2本目の木を切りました。前回よりはなんとなくですが、切り方や気を付けることが分かったものの、まだまだ注意をしなければいけないことがあり、奥が深いと感じました。ロープの使い方が色々あって興味深かったです。

*安全管理。様々な知恵が必要だと感じました。

*登山道用の木を切り、道を作ることが出来て良かったです。いろいろと教えて頂き、ありがとうございました。

*2本伐倒 追口の入れ方でリスクが変わることに感心

*幸か不幸か2名だけ!?の状況だったため、人力だけ以外での活用方法について、逆にとても学べた回となりました。滑車を2つ使うことによって、使う力の違いを前回と比較して大きな変化を実感しました。前回は「どの木を倒すか~」を考えること、2人だけでまず相談してやったことで、前回とは大きな違い、動き方、考え方をした。大変だったけど、とても有意義な日でした。道づくりまでもできたし!

*考えながらの作業で勉強になりました。ありがとうございました。

*主にばっさいを行った。間伐には思ったより時間がかかり苦労した。チームワークがよくなってきた。

*今日は2本でした。むずかしいけど、楽しいです。



以上

2023年11月21日火曜日

 

・・・ボランティア育成講座・・・

13-5『除伐・間伐作業』R5.11.11

管理人

 

間伐体験も2回目を迎え、受講生の真剣さが伝わってきます。 

以下受講生の感想を掲示します。

・グループの皆さんとの声かけが大切。細い木でも倒れるまでの工程が大変ということが分かりました。

・枝かかりしてしまい、倒すのが大変だった。どの木を倒すか? 倒す方向をどうするか? 考えないといけないことがたくさんある様だ 枝かかりした時の対処も色々ある様だ、おもしろい

・木を倒す方向等、とても勉強になりました。協力してたおすことが出来、良かったです。

・小木をたおしただけだがそれでもかなり危険な作業である事が実感できた。

・間伐、山割の区域内の17本中、4本を選木して伐採した。指導者の木下さんの基本の教えを基に木を選ぶことは劣勢木、作業手順などの点から大事なことを実感しました。

・終日木のばっさいを行った。かなりの急しゃ面で苦労したが、なんとか無事に終わることができた。

・ひのきを4本切りました。さすがに人力で切るのはたいへんでした 楽しかった。昼ごはんがおいしかったです 

・初めての間伐作業は大変さ、危険さに加え、木を倒すことの魅力まで教わることができた貴重な経験だった。山を管理することの大変さを改めて知る機会となり、本日はとても充実した一日となった。

・倒す木の方向を予定通りに向かわせることはこんなに難しいものなのか!とおどろきました。ノコギリの方向、切り口・・・少し違うだけで全くずれてしまうことに、切った後の切り株からも学びあり、次回以降に活かせたらと思いました。

・初めての倒木。見るのと実際にやるのでは気づきの深さが大分異なりました。ひのきの香りが本当に良かったです。

・初めての体験でとても楽しくできました。次回が楽しみです。

・のこぎりをひくのが思っていたより大変でしたがやりきった感じがします。

・伐倒、おもしろかった。

・今日は伐倒を行ったが、思い通りにいかずに苦労した。実際に行うのは難しいと感じた。・1本だけでしたがたのしかったです。

・なんとかやっと1本伐採 なかなか難しい。

・考えながらの作業で大変勉強になりました


2023年10月19日木曜日

                                        ・・・ボランティア育成講座・・・

                             13-4『除伐・間伐作業』R5.10.15

管理人


除伐は地拵じごしらえ後、植林し下刈りが脱ける頃(隣接苗木間の枝が重なる頃)に、成長をげる他の雑木除去するのが大きな目的です。

間伐は、劣勢木間伐と、優良木間伐に大きく分けることが出来ます。昭和40年頃までは、間伐材は間伐林業として足場丸太・稲掛け丸太等に使用され収入に結びつきました。 現状は伐り捨てられており、手入れが進まない大きな原因の一つです。優良木間伐でも情況は厳しい環境にあります。

除伐・間伐作業は、針葉樹の人工林を育てる上で幼年期(20年生位まで)の大切な作業です

 

以下、受講生の感想を掲載します。

 

・実践的なご説明をいただきありがとうございました。

・実際の作業に入ってきたので来月以降が楽しみです。

・力仕事もあり、疲れました!次回の間伐がたのしみです。

・作業、レクチャー等、おもしろかったです。 ・ケガ人も出ず良かったです。

・除伐、毎木、選木の結果が楽しみです。

10×10mの広さでも、6人でやってあせもかいて、山仕事の大変さを感じました。 ありがとうございました。

・作業できる天候でよかった。

・次回が楽しみになる事前準備でした。

 ・たいへんたのしかったです。かんがえるのがたいへんです。

・区画を決める作業で、色々なことを考えておもしろかった。 次回たおす1本目 色々考えることがある。林業は考えることが多い。

・天候も快適で作業も楽だった。道具の使用方法が習得できたものの時間がたつと忘れるので、また1か月後には 使ってみたい。

・今日は説明が長く、実際の作業は短かったが作業自体は楽しく行うことができた。

・山割りや除伐する木を選定する方法等が分かりとても勉強になりました。今後同じエリアの状態を見るのが楽しみ です。

・木の見きわめ方、下草の残し方、もやい結び、木にひもをかける方法 など、参加する度に色々教えていただき、とても楽しいです。 「どんな森にしていきたいかを想像しながら作業すると楽しい」と教えてもらいました。次回も楽しみです。

・グループ分けが行われ、担当する区画が決まり、本格的になってきたと感じた。急斜面が多く歩くのに苦労した。

・間伐後や作業手順をイメージして、除伐を進める必要が良く理解できた。 ロープワークは次回まで忘れないよう練習しておきます。

・山割りのあとの基本作業-対象木の数量、処理木の選定と印づけ、その後の作業の手順の説明をうけたが、その 理由について十分な説明があって良かった。また、3班は、部分皆伐を前提にその後の姿を話し合いながら自分 達で決めていくということで考えを深くすることを学びました。


・思いの外作業量が少なかった。伐採する木の選び方や、何故この木を残すのかなど、作業者の裁量が大きい
為、倫理観または好みに左右されると感じた。

10×10mに18本のひのき いがいと少ない

2023年7月24日月曜日

 第19回青梅りんけん総会開催される!


R5.6.24 1810 総合体育館第3回議室 25名会員中、17名本人出席 6名委任状のもと開催され、新たな楢島理事長体制が出発した。

任意団体「青梅りんけん」から8年が経過し、さらに人格ある法人を志、NPO法人化して19年が経ち設立総会から20回目の総会である。

当会の発足の背景には、林業を取り巻く環境が、都市住民の期待とは裏腹な状況に追い込まれている現実を、広く周知する普及啓発活動にある。

「ボタンを押せば火が点く、蛇口をひねれば水が出る」そんな生活環境が当たり前の世の中で、そのボタン、蛇口の向こう側がどんな状況にあるか気になりませんか。・・・我々の基本的動機である。

しかし、ボランティア活動にも限界があり、ややもすると新陳代謝が悪くなり川の流れに澱みが生じるように、個人商店的経営に陥りやすくなることをわきまえなければならない。

人間で言えば、成人式を迎えたところであり、名実ともに社会に対し行動に責任を持ち、社会の期待に答えられる組織であり続けたい。 新体制に期待したい。

左記に掲載した議案書は、平成8年4月916名の同志により任意団体「青梅りんけん」が産声を上げた時の議案書である。




管理人








森林間伐体験(奥多摩海沢R5.7.18

和光小学校(世田谷区)の体験風景


今年も和光小学校4年生の皆さんが間伐体験に来てくれました。

班ごとに1本、 自分たちの手で協力し合いながらヒノキを間伐して、コースターを作りました。

(写真はコースターで作ったハンバーガー?!)





猛暑の中、みんなで歩いて現場へ到着。

まずはお昼ご飯を食べて体を休めます。

腹ごしらえをしたら、ヘルメットを被って準備万端。

青梅りんけんスタッフの後について、班ごとに山へと入っていきます。

山を歩くだけでヘトヘトの子もいれば、まだまだ元気いっぱいの子もいました。

さて、ようやく本番です。

「どの木を間伐したら林が元気になるだろうか。」

「どの木がコースターの材料になりそうか。」

みんなで考えながら選木します。

大きな鋸を使うのは、ほとんどの子が初めて。

みんなで選んだ木へ、一人一人順番に刃を入れていきます。


ロープ引きは班の全員で力を合わせます。

掛け声は何にしようか?と相談して、声を合わせて、協力して、1本の木を上手に寝かせることができました。 

仕上げに玉切りや枝打ちをして、最後に間伐材からコースターを作りました。

 

夏のみずみずしいヒノキは、皮をむくと

白くてツルツルでとってもきれい!

しかも、ひんやりして気持ちいいっ(´艸`*)

雨水が土に浸み込んで、その水をこの木が吸い上げた証拠を体感できました。



ヘトヘトだった子どもたちも体験が終わったらいつの間にか   元気いっぱいに٩( ●ω● )و 気に手を振りながら帰っていきました。

 

山の仕事や森林の環境についてお伝えするだけでなく、体験する皆さんの安全をお守りするのも青梅りんけんスタッフの大事な役割です。

皆さんが元気に体験を終えることができて、一同ホッとしております。

また来年も子どもたちがやってきて来て、安全で楽しい体験ができますように。

 

森守会 山地 祥子 Yamaji Sakiko