2022年12月28日水曜日

12-7『ボランティア育成講座』R4.12.10

・・・間伐と作業路改修・・・

管理人

12期生のみなさんお疲れ様でした。5月の開校式から7回目の講座となり、残すところ後3回になってしまいました。 

この業界の先人の言葉に、「木を植えて、人は育てて、夢は百年」があります。人と森とのかかわり方を説いている言葉です。皆さんの熱い思いを残りの講座にぶつけて下さい。

 

以下受講生の感想を掲載します。

*伐採から階段用の杭づくり、皮むき等、一連の作業を経験でき、よかったです。出来上がった階段を見ると労が報われました。

*ノコギリで木を切ることができ、思った方向に倒せてうれしかった。作業中は暖かかった。

*今回の講習は、間伐、搬出、皮むき後道路づくりでかなりハードな作業でしたが、充実した一日でした。ありがとうございました。

間伐作業においては、選木が大事であると思いました。急傾斜の山肌はきついです。

*今日は、作業中足袋の大切さに気付きました。昼ごはんも、静かな森の中で食べれて最高でした。

*間伐は状況に応じて処理するのが難しかった。出来上がった成果物を見ると、達成感がある。ただし、ほとんどが青梅りんけん並びに森守会のメンバー中心に作業していることが若干残念。

*本日も前回同様、今までの総合的な復習作業で大変ためになった。新たな経験は道づくり。わずかな段数なのに、これだけの人数で、多大な労力がかかるとよくわかった。登山道を整備してくれる方々に感謝。

*間伐は3回目だが、斜めに傾いている木を伐るのは難しい。皮むき、くい打ち体験、階段づくり、楽しかった。コーチの方の話が大変勉強になりました。

*間伐も数回体験させていただいているので、楽しさも増してきました。道づくりも美しく仕上がった様子を見ると、うれしさが増します。

*間伐は3回目だが、まだ倒木の方向の見極めが難しい。何回も経験が必要だ。山道の階段づくりは、まさか自力でできるとは思わず、感動しました。

*現在、都内で行われている森林ボランティアなどの山林経済活動も、都民のどの程度の方が認知して理解しているのだろうか。広報紙やメディアなどでのPRもほぼ見られない。衣食住が軽視される現代、一時産品を粗末にする経済優先のツケを将来支払うことにならなければよいが(物不足、増税などで)

                                                                                                                                             以上


 

2022年11月13日日曜日

 12-6『ボランティア育成講座』R4.11.12

・・・間伐と道づくり・・・

神棒会員

朝集合時間帯に電車が一時止まるトラブルが発生し、受講生の数名が遅れるとの連絡がありました。

今日は、既設の作業路の改修が課題です。

集合時間に集まった方々3班体制で定刻通り作業開始となりました。

作業路は、現場へ安全にさらに安心して通う事ができるという大事な役割があります。作業をする体力の消耗を減らすためのものとしても大事です。

現場では修復する場所の道刈から始まり、時には木を寄せて土を被せ、かき(なら)し等、適地適材で作業を進めていただきました。

心配した電車が復活し午前中には受講生の皆様が無事に全員そろいました。

お昼は、林内のイスと机のある付近にて思い思いに昼食をとりました。

午後は午前中の続きの道直しが早めに終了しましたので枯損木伐倒をして頂きました。

最後は恒例の道具の手入れです。皆様毎月の事で、素早く手入れをされておりました。

怪我なく無事に終えることができました。ありがとうございました。



今後の課題としては、間伐作業は班を増やしてなるべく受講生を暇にないような工夫が必要との思いもしました。

適時、対処出来る用に臨機応変に行いたいとおもいます。

2022年11月8日火曜日

 


55回青梅産業観光まつり10/111/30

 

青梅産業観光まつりが、コロナ禍、苦肉の策で開催されております。

青梅りんけんは、11/6の集合型イベント 「見てみよう!やってみよう!青梅のお仕事まるごと体験」に参加しました。スタッフより報告が上がってきましたので掲示します。

 

報告者:楢島 安

天気良く10時開始から直ぐに列ができ終の3時迄ほぼと切れる事無く大盛況。

トイレ・ゆっくり昼食をとることが出来ないほど。

午前11時過ぎがピークで最大20名30分以上待ちに。午後の方が比較的落ち着く。

5~10才が殆どでそれ以下の小さい子もチャレンジしてくれて、最年少は3才。大人は1割ほど。中高大学生は殆ど来ない。恐らく親子連れが列を作って並んでいたので入りにくかった?

スピードを競わないので大人の男性が来ない。日頃体験できない子供や女性中心に。

子供は抑えるのは比較的楽だが、切るのに時間がかかる。小学校で成木の体験に参加した、「あまがさすの森」へ行ったことある、という子も。

 課題

・4~5名体制だとスタッフ少なく、休む時間が取れなかった。

・馬2台置くと駐車2台スペースだと狭い。

 



10-15時 青梅市役所前の駐車場スペースにて「丸太切り・重さ当てクイズ」スタッフ6名で14時まで、参加者(名簿に記載106名)

・ルール:切った木をサンプルの木と比べて重さを当てる。+/-10g以内で 景品(ゆめうめちゃん木製コースター)30個、参加賞・除菌お手拭き、は13時半頃には終了。 

以上です。

2022年10月14日金曜日

 

12-5回『ボランティア育成講座』R4.10.8

『間伐・搬出・ベンチづくり』

管理人

間伐は、優良木間伐と劣勢木間伐の大きく2つに分けられます。今回は、劣勢木を選木して実施しました。

搬出は、方法として主に、架線集材・搬出、作業道を入れての集材・搬出、自然の傾斜を利用する方法があり、地形に適した方法を選択します。            場合によっては、ヘリコプタ-による場合もあります。

身近な森林の4割を占める人工林の現状は、多くは戦後植林され活用できる状況にあります。作業現場の森林は、60年、70年の時間をかけたて育った大切な資源であり、先人達が将来に夢を託した思い入れのある木々達です。

伐り捨てるには「もったいない」のでベンチに衣替えしましたが、皆さんの役に立っていただき、森林が元気に循環し持続できることを願っております。

 

以下、受講生の感想を掲載しました。

 

*木をのこぎりで切るのがこれほど大変だとは思わなかった。間伐で木を倒す方向を決めて切るやり方はとても勉強になりました。とりあえず、もっと体力をつけたい。 

*立木の伐採を実体験でき貴重な体験をさせていただきました。 

*大変力がいったのですが、充実していて楽しかったです。 

*思ったより丸太が重く、林業家の大変さがわかりました。握力がなくなり、体力・筋力の不足を感じました。ありがとうございました。 

*木が倒れるときの迫力、とても驚きました。人力で行う大変さを痛感しました。 

*間伐から運び出し、皮むきまで体験した。それぞれの作業にコツがあり、安全第一に作業する大切さを実感した。体力のなさを実感した日であった。前日までの雨で足場がぬかるんでおり安定した足場の確保が重要であることも感じられた。 

*本日は今までで一番ハードでした。木を切って運ぶことがいかに大変な作業で、人手が必要かということがよくわかりました。またどこかで経験を積みたいと思います。 

*初めて木を伐りました。イメージしていたよりも重労働でしたが、充実感がありました。 

*すべての作業が簡単そうに見えていましたが、かなり難しく大変でした。しかし、とても楽しい作業でした。 

*本やテレビで見ていた間伐を生で見ること、体験することができとても達成感を感じました。ただ、これを1日でまとまった数行うことや林道まで運ぶ作業は大変なことだろうと改めて認識しました。 

*伐採を初めて体験しました。木を切り倒した時のバキバキという音にテンションが上がった。伐った丸太を運ぶのは重くて大変だった。

丸太の皮はぎ、ベンチづくり、貴重な体験をすることができた。疲れました。 

*斜めにノコギリを入れる作業がとても難しかったです。足袋の大切さを知りました。記念にヒノキを持ち帰ることができてとても嬉しいです。 

*間伐、運搬、ベンチづくりと大変勉強になりました。ありがとうございました。 

*たとえ間伐といえど気を伐倒するのは基本を怠ると大変危険な作業だ。切った間伐材も昔は杭や足場材に使われていたが、今は単管パイプに変わってしまった。しかも、間伐にはお金もかかることだから、尚更切れないのも現状の問題。育林、防災、環境等の対策で現在行われている切り捨て間伐も苗木を植えた先人たちが生きていたらどう思うだろう。もう柱サイズの太さになっている。 

*順序に伐倒作業ができて有意義でした。 

*木が倒れるときの感動を覚えた。ベンチづくりも、いつも他人が作ったものを使用していたけれど、自分が人のために作れたこと、感謝                 

                                                                                                以上                                                                           

2022年9月20日火曜日

   12-4回『ボランティア育成講座』R4.9.10

『下刈りと道具の手入れ』

管理人

下刈りは、育てようとする苗木の生育を妨げる下草や蔓を刈り払う作業で、針葉樹は隣接する植栽木の枝葉が接触する位(5年から6年生)までの間、春と秋の作業が基本です。子供の成長期と類似点があります。

広葉樹はこの限りではありませんが、5060年先を想いながら苗木の将来を決める重要な作業です。体力を消耗しますが刈り終えた後の爽快感を味わえるのは作業者の特権です。

刈る方法は、裾に横一列に並び、上に「刈り上げる方法」と、縦一列に並び「追い刈りという方法」があります。

今回は、広葉樹の作業現場でしたが体力の消耗を最小限に抑え、且つ安全な作業方法を体得していただく講座です。そして、道具の手入れの善し悪しが安全作業につながることを、言葉で無く体感していただきました。

<お詫び>一部の受講生に対し、指導者の不適切な対応があったことに対しお詫び申し上げますと共に善処します。


以下受講生の感想を掲示します。

 *指導される方の声掛け、見て見ぬふりの不親切なところがあり。大鎌を使用することがあまく無知無関心。持っていなかったら、使っていなかったら声掛けや教えをいただきたかったが、結果的に終わった後に指摘され、注意をする、不親切で不快です。青梅りんけん責任者(一部の人間)に不快です。


*長鎌で下草刈りをする機会を得てよかったと思います。

*下草刈りの作業が思いのほか重労働でした。午前中実質1時間半程度の作業でしたが、普段からの運動不足を痛感しました。

*無事にケガ無く終了できてほっとしています。

*草刈りで大鎌の使い方が慣れた。足元が安定しないところでの作業は難しかったが面白かった。

*前回にもまして急斜面での作業は大変でした。大鎌よりもノコギリが多く登場する場面では、自分の体を支えることさえ困難でした。最後は清々しくとても楽しい一日でした。

*今日は長鎌を使っての作業で普段あまり使わないものなので、思い切りやりましたが、やはりコツがあって教えていただくとちゃんと下草刈りが出来ました。ありがとうございました。

 *柄の長い鎌(大鎌)の使い方がはじめ慣れず、少し草を刈るのに苦労しましたが、講師の方にご指導いただきできました。今日も楽しかったです。

*初めての大鎌を使っての下草刈り、最初は苦労しましたが何とか使いこなせるようになりました。また、鎌の手入れ等勉強になりました。ありがとうございました。

*初めての下草刈り、楽しく参加させていただきました。

*長い柄の鎌の使い方に慣れることができた。ナラ枯れの状況を見ることができた。

*下草刈り、終わった後の山の姿、光も入り達成感がありました。人力のすごさと大変さ、両方感じました。

*初めての長い鎌を使っての作業で、思ったよりも切れ味がよくて作業がはかどった。はじめは急斜面を登っての作業に不安もあったが、予想外にうまくいった。大勢で力を合わせればこれだけ広い範囲の広がりができることに感動した。

 *作業は午前中でしたが、下草刈りは疲れました。しかし、みんなで協力して見通しがよくなり満足でした。

*本日もありがとうございました。斜面が思った以上に急で、足腰の力が必要なハードな作業だと思いました。が、意外に早く終わってしまい、もう少しやりたい気持ちも残った。すっきりした後の風景は心地よいが、ナラ枯れの害虫が飛びやすくなり、ナラ枯れが広がるリスクも指摘され、複雑な気持ちになった。


 *急斜面での下草刈り、大変でしたが、虫の発生が少なく暑さもそれほどでなく、楽しく作業ができました。

*刈払い機や除草剤が使われる現在、人力による草刈りしかなかった昔の人の苦労は計り知れない。鎌にも色々種類があり個々使い方も違う。また、今後下草の種類も外来種が増えるだろう。刈った草、除伐材などが生活の場で使われる社会は今はなくなった。

 

*下草刈り取り。斜面で足場を確保しつつ大鎌で下草を刈り取る。中腰の姿勢がつらい。自分だけでなく、隣の人の安全に配慮する必要があり、体だけでなく神経も疲れた。


以上

2022年7月13日水曜日

   12-3回『ボランティア育成講座』R4.7.9

『除伐と道具の使い方』

管理人

除伐は、育てようとする樹木の生育を妨げる他の樹木を刈り払う作業で、一般に、下刈を終了してから、植栽木の枝葉が茂り、互いに接し合う状態になるまでの間に数回行われる。

今回は、間伐作業が安全に行われるための環境作りでもあり、合わせて鋸・鉈・ロ-プの使い方を学ぶ講座である。

もやい結び
受講生達は、はじめて急峻な斜面での除伐作業に、道具の扱いに戸惑いながらも真剣に取り組む姿勢を感じた講座であった。



以下受講生の感想を掲示します。

 

*今日は、初めて現場で実習できました。想像以上の大変さで、これからの実習が不安になりましたが、この講習でしか学べないことをたくさん学ぼうと思います。ありがとうございました。

*除伐は初めて経験しました。ノコギリ、ナタの使い方、大変勉強になりました。午後はロープワーク、道具のメンテナンス、色々学びの多い回でした。

ロ-プワ-ク

*斜面での作業は思った以上に重作業でした。しっかりとした用具を準備して、作業することの重要さが理解できた。安全に注力しながら研修を続けたい。

*除伐をするだけで森の印象がガラッと変わり、とてもやりがいを感じました。また、ロープの扱いも新鮮な経験でした。講師の皆さんもとても親切で楽しく過ごせました。

*午前は除伐。急斜面だったので安全のために足場を確保することに神経を使った。

午後はもやい結びとロープ上げ。簡単そうだが身につくには時間がかかりそうだ。

*本日は、除伐の体験をさせていただき、本当に初めてのことばかりで勉強になりました。もっとやってみたいと強く思いました。また、森は涼しく気持ちがよかったですね。道具の手入れも大切、次回を楽しみにしています。

*除伐作業は大変でしたが、充実していました。ロープのもやい結びなど、学べてよかったです。

*道具の使い方や手入れなど、面白く学べました。

*除伐、思っていたよりも斜面がきつかったですが、刈り終えた後の達成感はありました。

道具の手入れ

*道具の使い方、自身の体の使い方等楽しいことばかり。振り返ればきれいになった森が清々しく充実感がありました。

*いらない木を切る作業は、はじめは斜面を登るのがびくびくしたが、どんどんノコギリで切れて面白かった。もやい結びを練習しておきます。ロープ上げはもっとやりたいです。難しい。

*除伐作業、ロープ操作等、ご指導いただきありがとうございました。大変勉強になりました。これらを何らかの形で生かしていきたいと思います。

*除伐は斜面がきつく大変だったが、達成感があり楽しかった。道具の手入れは感謝しつつ楽しかった。もやい結びとロープ上げは難しかったが、理にかなって合理的だった。先生方ありがとうございます。

*今日から本格的な実地作業だった。場所が急峻で驚いた。ただ、膝が悪く思うような動作ができずに皆様に迷惑をかけて誠に申し訳ない。また、再度補聴器の電池がなくなり、駅前の眼鏡店まで車を提供くださった。運転していただいた人にもただ感謝です。

*初めての現場研修。とても有意義であり、何もかもが新鮮で、教え方も非常にわかりやすく、とてもよかったです。

*里山の斜面に上って除伐作業は初めての経験でした。急斜面でノコギリやナタを使い、足場を確保して行う作業は慣れが必要と感じました。もやい結びについても教わりましたが、次回9月までにユーチューブでしっかり復習し、実践で活用できるようにしたいと思います。

*二年目の森林ボランティアです。今日はなかなか厳しい作業でした。急斜面だったり、量も多かったけれども、いい汗をかけました。もやい結び、ロープ上げもよかったです。

大賀流紐の処理
*除伐作業、道具を正しく、足元をしっかりと確保しながら行うと、楽に作業性よく行うことができる。道具のメンテナンスは大切だ。

*午前中の作業は想像以上に体力を使った。ペース配分と休憩が重要だと思った。縄の結び方と上げ方は自己的に練習が必要だと思った。用具の安全な使い方を教えていただけてありがたい。

*初めての作業でしたが、除伐後の林の姿を見て感激しました。もやい結び、ロープ上げも体験でき充実した一日でした。不注意でけがをしてしまいましたが、適切な手当てをしていただいて感謝です。傷口もふさがり、午後の作業も大丈夫でした。ありがとうございました。

*今日の除伐は疲れました。除伐のコツ、道具の扱い方、手入れを教えていただきました。次回が楽しみです

2022年7月4日月曜日

 

第18回(通算27回)

NPO青梅りんけん通常総会

                                                                                                              管理人 

   猛暑の中、第18回通常総会が青梅市文化交流センタ-で開催されました。

  今回は、平成16年に24名の同志で特定非営利活動法人として生まれ変わり、丸18が経過し、任意団体時代を含め通算27年目の総会ということになります。 

  今回の通常総会では、本来の事業に加え会員の若手が実働部隊となっている「身近な森を活する会」の活動報告6/22投稿参照)加わり、厚みのある内容となっております。    

  また、2年後はNPO20の節目にあたり記念事業を検討することが了承されました。

以上




2022年6月22日水曜日

パ-トナ- 身近な森を活用する会


<会が生まれた背景は?> 

 森林を取り巻く環境が、国際化の波と地球温暖化の波の中で森林に対する期待が経済林から環境林へと大きく変わってきましたが、相反して放置林化への動向に歯止めがかかりません。

加えて、昨今では学者が予測する気候変動に伴う災害が身近に現実のこととして感じられるようになり、地球規模での対応が求められております。

会のシンボルマ-ク
 そこで、次世代を担う責任世代の方々を中心に、自分達が今出来ることは何か、意識に大きな変化が行動となって現れ、同じ危機意識を持つ同志の輪が広がり当会が誕生しました。


<活動報告書の公開>                                     ここにグル-プ名の変遷はありましたが「身近な森を活用する会」の行動記録が足がかりになればと『令和2年度活動報告書』『令和3年度活動報告書』が提示されましたので広く多くの方々にお伝え出来ることを願い掲載させていただきました。

管理人



2022年6月21日火曜日

 12-2回『ボランティア育成講座』R4.6.11

・・・木材の流通現場見学・・・

管理人

2014年(7期生)から新たな講座として組み込まれた貴重な講座である。

一般の方々には接する機会が無い流通業界を、育林保育された「森林」から生産された丸太の流れを追い、集荷された「原木市場」、そこで取引された丸太の「製材場」の様子、そして消費者の注文に加工され最終の「木造建築」までの川上から川下までの流れえを一日で目の当たりにできる体験である。

木材生産コストから見ると、原木丸太を生産するための造林コストの捻出を避けた木材価格の議論が平然と行われており課題先送りの状態にあり、経済競争の中では持続可能な状況にはありません。

反面、地球温暖化対策としての期待が年々高まっており、現実を踏まえた迅速な森林環境税の活用が求められております。



以下、受講生の感想を掲載します。

 

2022年5月25日水曜日

                                         12期生開講式R4.5.21                                                                     

 
 梅雨の走りを思わせるような予報の中、第12期生のボランティア育成講座の開校式が風の子・太陽の子広場で開催されました。

青梅市、杉並区の代表者挨拶そして講師による森林ボランティアの活動事例を挙げながらの体験談や、現場作業での道具の使い方や安全対策の話を興味深く聴講されておりました。

午後は青梅の森を視察し、作業現場を案内する予定でしたが天候が雨模様で安全を優先し、受講生とスタッフの紹介を含め懇談の場に差し替えました。

受講生の参加理由からは、自然とのふれあいや活動することで人生を見直す機会や、豊かな人生を送るための機会にしたい旨の発言が目立ちました。スタッフとして、所期の目的に向かって共に安全に活動することを再確認しました。

1年間よろしくお願いします。



メモ:ボランティア育成講座は、平成8年に1期生を迎えて以来、回を重ね12期生を迎え るに至りました。10期生(2020)以降からは2年間で12回の講座日程を1年に凝縮しての開催となっております。

次回は、育林された森林から原木市場、製材加工、木造建物の一連の流れを肌で感じていただく視察です。

                                     管理人



  


2022年3月18日金曜日

 11-9回森林ボランティア育成講座(R4.3.12

 

間伐・ベンチづくり講座閉講式

管理人

 

11期生の皆さんお疲れ様でした。

今期の受講生の皆さんには、自然災害コロナ禍での日程となり森林に対する熱い思いを翻弄されながら合わせて忍耐が求められた講座日程となってしまいました。

自然の中で、厳しさと優しさを体感されことと拝察します。特に、杉並区の地域大学学長はじめ皆さんには、遠路にもめげない思いをいただき、活動への追い風を感じると共に大きな励みになりました。今後の運営に役立てたいと感じております 

閉講式に当たり受講生の感想を以下掲載させていただきます。


・丸太のベンチ作りは楽しかったです。足元が不安定で大変でした。モノができあがるのは楽しいです。一年間ありがとうございました。

 

・間伐に関連する作業(倒木、地ならし、もやい結び等々)の復習ができてよかった。ある程度、頭に残ることができたのではないかと思う。

 

・3度目の伐倒で木の倒れる音に感動しています。森林の色々な話を聞く中で、色々な思いが生まれてきます。この会に参加できて良かったです。

 

・今回も天気にめぐまれた中、作業することが出来た。間伐した木の搬出に苦労があったが、その分、先生たちの色々な対応を見ることが出来て勉強になりました。約1年間の講習とても楽しかったです。ありがとうございました。

 

・間伐をたのしくできました。ありがとうございます。

 


・一年を通して色々な普段できない経験をさせていただき、準備をしていただいた皆様に感謝申し上げます。森への意識を変えることができ、子供たちにも伝えていきたいです。

 

・振り返れば、あっという間に最終回になりましたね。当初はどうなるかと思っていましたが、無事全回出席できて良かったです。やはり現場で体を動かしてみないと分からない事、苦労がいっぱいありますね。今日の作業も充実していました。

 

・太いヒノキ1本を切りました。なかなか大変でしたが、皆で力を合わせ無事搬出出来ました。楽しい講義でした。

 

・選定からベンチまで全体を通して実施。どの木を選ぶかが重要→倒す方向を考えて選ぶ。ベンチにするために皮むきを実施→今回はうまくできた。今までの全体を振り返ることが出来た。

 


・3回目の間伐作業でしたが、まだまだ作業手順を覚えていません。講習を通して感じたことは、森に親しむことが出来、身近に接することが出来るようになったことです。森林の重要性を理解できました。講師の皆さんのおかげです。ありがとうございました。

 

・一年間ありがとうございました。もう一年ボランティアができたらと思っています。山で活動でき、色々教えていただき感謝です。

 

結びに、森林に対する皆様の思いが、それぞれのライフワ-クに生かされることを祈念しております。