2022年10月14日金曜日

 

12-5回『ボランティア育成講座』R4.10.8

『間伐・搬出・ベンチづくり』

管理人

間伐は、優良木間伐と劣勢木間伐の大きく2つに分けられます。今回は、劣勢木を選木して実施しました。

搬出は、方法として主に、架線集材・搬出、作業道を入れての集材・搬出、自然の傾斜を利用する方法があり、地形に適した方法を選択します。            場合によっては、ヘリコプタ-による場合もあります。

身近な森林の4割を占める人工林の現状は、多くは戦後植林され活用できる状況にあります。作業現場の森林は、60年、70年の時間をかけたて育った大切な資源であり、先人達が将来に夢を託した思い入れのある木々達です。

伐り捨てるには「もったいない」のでベンチに衣替えしましたが、皆さんの役に立っていただき、森林が元気に循環し持続できることを願っております。

 

以下、受講生の感想を掲載しました。

 

*木をのこぎりで切るのがこれほど大変だとは思わなかった。間伐で木を倒す方向を決めて切るやり方はとても勉強になりました。とりあえず、もっと体力をつけたい。 

*立木の伐採を実体験でき貴重な体験をさせていただきました。 

*大変力がいったのですが、充実していて楽しかったです。 

*思ったより丸太が重く、林業家の大変さがわかりました。握力がなくなり、体力・筋力の不足を感じました。ありがとうございました。 

*木が倒れるときの迫力、とても驚きました。人力で行う大変さを痛感しました。 

*間伐から運び出し、皮むきまで体験した。それぞれの作業にコツがあり、安全第一に作業する大切さを実感した。体力のなさを実感した日であった。前日までの雨で足場がぬかるんでおり安定した足場の確保が重要であることも感じられた。 

*本日は今までで一番ハードでした。木を切って運ぶことがいかに大変な作業で、人手が必要かということがよくわかりました。またどこかで経験を積みたいと思います。 

*初めて木を伐りました。イメージしていたよりも重労働でしたが、充実感がありました。 

*すべての作業が簡単そうに見えていましたが、かなり難しく大変でした。しかし、とても楽しい作業でした。 

*本やテレビで見ていた間伐を生で見ること、体験することができとても達成感を感じました。ただ、これを1日でまとまった数行うことや林道まで運ぶ作業は大変なことだろうと改めて認識しました。 

*伐採を初めて体験しました。木を切り倒した時のバキバキという音にテンションが上がった。伐った丸太を運ぶのは重くて大変だった。

丸太の皮はぎ、ベンチづくり、貴重な体験をすることができた。疲れました。 

*斜めにノコギリを入れる作業がとても難しかったです。足袋の大切さを知りました。記念にヒノキを持ち帰ることができてとても嬉しいです。 

*間伐、運搬、ベンチづくりと大変勉強になりました。ありがとうございました。 

*たとえ間伐といえど気を伐倒するのは基本を怠ると大変危険な作業だ。切った間伐材も昔は杭や足場材に使われていたが、今は単管パイプに変わってしまった。しかも、間伐にはお金もかかることだから、尚更切れないのも現状の問題。育林、防災、環境等の対策で現在行われている切り捨て間伐も苗木を植えた先人たちが生きていたらどう思うだろう。もう柱サイズの太さになっている。 

*順序に伐倒作業ができて有意義でした。 

*木が倒れるときの感動を覚えた。ベンチづくりも、いつも他人が作ったものを使用していたけれど、自分が人のために作れたこと、感謝                 

                                                                                                以上