2013年7月16日火曜日


HPへの投稿から(H25.7.16)
受講生2名からの大切な投稿をここに掲載します。手違で遅くなりましたことお詫びします。

nyago さんが投稿「第5回森林ボランティア育成講座(H25.2.9土曜日) ...」にコメン トを書き込みました。
こんにちは!いつも丁寧に教えていただいて、感謝しております、6期生のnyagoと 申します。
3月の森林ボランティア講座、明日ですね!とても楽しみにしていたのですが、ひど い風邪を引いてしまいまして、明日までに直りそうに無いので、泣く泣く欠席いたします。間伐って、また、杉の木を切るんですよね。

参加できる皆様が羨ましい~!
寝てなくちゃいけないのですが、あんまり悔しいので(笑)コメントさせて頂きました。 皆様、明日も無事故で楽しんでください。
投稿者: nyago 、ブログ名: りんけん日記、日付: 201338 19:52

mさんからの投稿 青梅りんけん T 第7回の本日の感想です。
前回、風邪を引いてしまって参加できなかったので、今回の講座を、とても楽しみにしておりました。
それなのに、お天気予報は雨・・・ どうせ降るならと、最初から雨対策をして参加しました。
集合場所の風の子太陽の子駐車場の周囲には、藤が沢山咲いていて、とても綺麗でした。
杉並よりも季節が少し遅いのだなぁと実感しました。 (杉並区の藤は、とっくに散っています)
今回の間伐は、講座の始めの頃に間伐、道作りを行った山の、少し上のほうの場所でした。
作業に向かう為に通る道は、自分達が作ったことを思い出し、あの時は作りたてで、周囲の自然から少し浮いているように見えたのが、すっかり風景の一部になっていることに驚き、嬉しく思いました。
以前の間伐の講座の際には、とにかく「大きな木を切る!」ということに興奮していて(笑)受け口の角度や方向にまで気がまわらなかったのですが、今回はより丁寧に教えていただき、山の斜面という、地面が斜めの場所で、的確に方角をつけるのがいかに難しいかを実感しました。
自分では、このへんかな?と思って切り始めても、もう一度実際に切り倒したい方角を確認すると、受け口が少しずれていたり・・・。
追い口を切り進むのも、木の向こう側を確認しながらで、難しい!と思いました。
ロープを引いて木を倒すときの、木に残った「つる」の部分が折れる、メリメリっという手ごたえは、やみつきになりそうです。
大きいものを倒した!っていう感じがします。 ロープも力任せに引くのではなく、木の全体の倒れ加減を見ながら、引いたり、力を抜いたり。なんだか難しい上司を相手にしているようで、勉強になりました。
そして、何メートルもある木が地面に倒れる瞬間は、何度見てもとても不思議で面白いです。
作業中に雨が降ってきましたが、檜の葉っぱに遮られて、ほとんど気になりませんでした。
雨具完備じゃなくても、よかったかも。 倒したばかりのヒノキの皮を剥いで見せて頂き、丸太状態の美しいことにもビックリ! この時期のヒノキはみずみずしくて、皮がするすると剥げて、中はツルツルで、まるで作り物のようです。
講師の先生が、杖に出来そうな手頃なものを、綺麗に剥いでくださったので、大事に持って帰りました。
お昼に下山すると、森を出た外が明るくて、思ったよりも雨が降っていて、いかに木々が雨を(そして日差しも)遮ってくれていたのか、よく分かりました。
このまま雨が続くだろうとのことで、昼食後は鳥の巣箱作りをさせて頂きました。
作業中にも巣箱を見かけて、鳥が入っているのかな?と思っていたのですが、まさか自分がつくるとは。そして、林業のお仕事の一環に、鳥の巣箱をかける、という作業があるとは。またまた、林業って素敵だなあと思いました。 性格丸出しで、どんどん作業をすすめて、あっという間に巣箱を作ってしまい、周りの方の丁寧なお仕事を見て、ちょっと恥ずかしくなりました。
みなさんカンナをかけたり、材の合わせ目を調節したり、巣箱一つでも性格が出るのですね。
私の作った巣箱は、材は切りっぱなし、カンナ掛けもなし!(笑)でも工作は好きなので、ある程度しっかりしたものは出来たのではないかと自画自賛です。 しかし、大雑把なもので、多少雨漏りがしそうです。
底を開けられるようにするとよい、というお話を聞いたので、どうしようかと迷っていると、講師の先生が、釘を使って細工をして下さいました。
青梅りんけんさんで、巣箱をかけてくださるとの事。私の作った巣箱に、多少のことは気にしない、ちょっと大雑把な鳥さんが入ってくれると嬉しいです。
今回も、あっという間の6時間でした。次回も楽しみにしています。
講師の先生方、どうもありがとうございました。 感想終わり。
長くなってしまってすみません。
8回森林ボランティア育成講座(H25.7.13


山林の下刈り-                                                         6期生 nyago
 
 いつもながら青梅の駅に降りると、杉並よりも気温が 低いな、と思います。    それでも、集合場所に辿りつく頃には汗をかいてしまっていました。 気温も高くなりそうなので、銘々で水分をしっかり取るように、との注意がありました。

 そして、昨年(同じ時期でしたが、とても気温が低く、寒いくらいでした)のリベンジで、お昼は流しそうめんをします、と発表がありました。 流しそうめん!わーい、と思ったところに、 中島会長が「無事に食べられるといいのですが、その準備が大変」と。「流しそうめんの準備って何だろう・・・」と思いながら、 杉並区さんが準備してくださったマイクロバスで、 昨年と同じ作業場所に向かいました。

 一年前には膝より少し高いくらいだった杉の苗木は、あっという間に大きくなっていました。人の背と同じくらいあります。 その成長の早さに驚くとともに、これなら下草と間違って 杉を刈ってしまうことはなさそう、とちょっとホッとします。

 昨年は、杉は下草に埋もれるようになっていたので、杉を切らないように気をつけたことを思い出します。長柄の鎌を手入れした後、各班ごとに作業場所に散らばって、 作業開始です。 一年前に、みんなでかなり綺麗に刈り取ったはずなのに、 あっという間に元通りになっていました。

 こんなに大きく育ったヨモギを見るのは始めてです。 鎌を振るうのは、思っていたよりも全身の力を使いました。 雲が出てくれたので、かんかん照りの中ではなかったのですが、それでも、とても汗をかきました。 気持ちよかったです。 気持ちよいまま、どんどん鎌を振り回していたら、あっという間に作業が終わってしまいました。

 結構広い場所なのですが、大人数で作業すると、早いのですね。すっきりした斜面に杉が並んでいる様子は、見ていてとても気分がいいです。でも、すぐにまた草ぼうぼうになっちゃうんだろうなあ・・ と思いましたが、その頃には、杉の方がずっと大きくなって いるのでしょう。

鎌を研いで、作業終了です。何度も教わっているはずの鎌の研ぎ方も、 講師の方々は嫌がらずに何度でも納得のいくように教えて下さるので、 ありがたいです。

 そしてお楽しみ「準備が大変な流しそうめん」です。目の前には、切り出された立派な竹が転がっています。 何を準備するのだろう・・・と思っていたら、何もかもでした。そうめんを流す竹から、その竹の台座から、めんつゆを入れる 容器から!全部を竹で作るというのです。

そうめんを流す竹を、縦に半分割ります。炭焼きの時にやったように、ナタを一度打ち込んだら、そのまま下まで叩いてナタを動かしていくのかな、こんなに長い竹では大変だ、と思ったら、なんとナタは途中でお役目ご免で、割れた一方を持って、手で裂いていきます。

メリメリと見事に裂けていく竹・・・ぱかんと真っ二つになったときには、思わず拍手が出ました。 見たことも無いほど長い流しそうめん台が、着々と組み立てられて いくのですが、途中で水が漏れたり、流れなかったり。大騒ぎです。

会長が言われていたのは、このことか(笑)と納得です。しかし、下草刈りと同様、みんなで力を合わせれば、大変な作業もあっという間です。全長20メートルはあったでしょうか。 なかなか壮観でした。 そこに流れるおそうめん。美味しくない訳がありません。

器用な方々が、竹でお箸を作ってくださり、竹の器に 竹のお箸。風情も満点です。 上流は冷えていなかったり、途中で麺が脱走したり、色々ありましたが、それも含めて楽しく美味しく頂きました。ご馳走様でした。今回も物凄く楽しかったです。
着替える場所もご準備いただき、女性には助かります。ありがとうございました。 次回もよろしくお願い致します。



「猛暑の中での下刈り!!」   りんけんスタッフ
 
気象庁は6日からの週末、関東地方を中心に気温がかなり高くなるとして熱中症に注意するよう呼び掛けている。土日の最高気温は、東京でともに平年より6度高い34度、埼玉県熊谷市は8度も高い37度と予報。気象庁には梅雨明け発表を例年より2週間早くする動きもあり、専門家は「今夏は1000年に一度の“千年猛暑”になるかも」と記録的な“灼熱(しゃくねつ)地獄”を予測した。

そんな連日の猛暑の中、炎天下の下刈講座当日を迎えた。刻々と集合時間に近づくにつれ、受講生が集まり始め、男女合わせ17名の勇士が集い、スタッフ合わせ総勢30名での部隊となった。

作業場所は、栗平市有林だ。現地に到着すると背丈ほど伸びた下草に、それに負けじと成長した杉苗が頭をしっかり出していた。

昨年の時に比べ1mも成長した苗も見受けられ下草も大分薄い場所が多くなり、作業量が減少傾向にあり、作業も順調に進んだ。但し、この辺でクロスガと呼ばれている蜂に1名が襲われ、耳に一刺しされたが幸い無事に対処。

木を育てる過程を「木を植えて人は育てて夢は百年」と詠んだ先人がいる。現地の苗は、丁度小学校高学年に相当する年月を経ている。下刈は、植栽後、中学校卒業まで雪お越しを含め、見守りながら作業の必要がある。成人式まで根払い・枝打ちと作業は続く。

まさしく木を育てることにより、人を育てることに通じるのである。

午後は、一日中炎天下での作業は過酷であることから、会場を移し「竹細工と流しそうめん」に挑戦し、楽しい午後の活動で猛暑を凌ぎ帰路に就いた。








 

2013年7月8日月曜日

東芝府中・日の出の森(H25.7.6)

                                             りんけん Nakajaima

梅雨明けの中、雨の心配は無い物の都心で気温35度超える猛暑日、熱中症に注意との天気予報を気にしながら、10回目を迎えた環境支援イベントが親子とスタッフを含め総勢31名のもとに実施されました。

「社会貢献「楽らくサポ-ト」プログラムの一環で、本来なら樹木の休眠期間中が望ましい作業ですが、体験作業として主として間伐、枝打ちを実施することにしました。

当日は、ほぼ予定通りに東芝府中の皆さんが到着され、開始式後準備運動を済まし、早速、間伐班、枝打ち班に分かれ、それぞれの作業場所に向かいました。

沢沿いの枝打ち班は、ムカデ梯子2本繋ぎの全長4mに安全帯を装着しての作業。涼しさを感じながら猛暑日の心配はなく作業を進めることができました。

人間が高所の怖さを感じる高さ5~6mでの枝打ち作業が心配される中、梯子の天辺まで登り作業する兵もあらわれ、我々りんけんの仲間を驚かせました。

午後は、班員が入れ替わっての作業となりましたが、間伐場所は尾根筋にもかかわらず無風状態で汗が額から流れ落ちながらの作業でした。また、作業路の修復や昆虫観察も併せての実施となりましたが、無事に、立派に作業をこなしていただきました。お疲れ様でした。