2015年5月18日月曜日


第7回森林ボランティア育成講座H27.5.9
「間伐と作業道づくり」

     会員 玉置

 

いつもの様に「風の子太陽の子広場」の入口駐車場に集合。
 天候は曇り、午後から雨の予報で天候を気にしながらの入山となりました。

 作業内容は青梅の森の「作業道づくり」「間伐」です。5班に別れ、1,2,3班は左
側、4,5班は右側の尾根近くの作業場となりました。我々は4班で総勢6名、紅一点の川村さん、木原学長、更に杉並窓口の係長が飛び入りでエントリ-は異色のメンバ-となりました。 

 尾根から約50m程度下からの林道作りと整備、人数が多いので2班の別れ、林道3名、間伐と材料調達4名で取り組みました。天候で午前中のみかとしていましたが、午後も雨が降らず2時半まで作業ができました。

 そのため、皆さんに話しかけご自分で間違っても良いので考えて取り組んでもらうこととしました。但し、安全の確保が最優先ですので、間伐については必ず段取りができたら声を掛けてもらう事としました。

やり始めたら、皆さん優秀でしたね。午前中で作業道は95%は出来、それも左右に丸太を置きガイド付きです。一箇所だけ段差があり過ぎ、中段をつけてもらった他は出来栄えが大変良く申し分ありませんでした。完成後皆さんにご自身の出来栄えを歩いて確かめてもらいました。結果、「満更でもありません」と顔に出ていました。

 依って、名前を付けましょうかと持ちかけました。「筧、額田、木原学長通り」と、但し、命名は有償でご寄付は如何かと。誰もOKとは言いませんでした。間伐も、互いに相談してもらい、倒す方向、ロ-プ掛け、周囲への配慮をし、受け口、追い口との手順で計画してもらいました。

始めると当初は2本ばかり見事に方向や枝が木に引っかかり難作業となりました。しかし、引っかかった時のロ-プの引き方や対処等が、いい勉強になったのではないかと思います。特に飛び入り参加の係長は積極的で、今まででの方にはないものを持っておられるように感じました。紅一点の川村さんも塩野、額田さんも黙々と積極的によくやってくれました。
 

 皆さん習熟が早く、どんどん積極的に取り組んでくれるようになったところを見ると、自信が出来たかと受け取りました。
 結果、当初の失敗時間を入れても、又、学長が選んだ大木も入れ短い時間で6本程度手鋸で間伐ができました。間伐の処理も入れてですので良く出来たと思います。

2015年5月15日金曜日

「みどりとふれあうフェスティバル」

                                               会員 名古屋 まゆみ
 
5月9日、10日と、日比谷公園で「みどりとふれあうフェスティバル」が開催されました。
青梅りんけんは10日、東京林業研究グループ協議連絡会様のブースにて、丸太伐り体験を担当し、りんけん隊員指導の元、下は3歳から上は?歳まで、沢山の方に丸太伐りを体験して頂くことが出来ました。
 
快晴にも恵まれ大盛況となり、閉場前に丸太が無くなってしまうほどの人気でした。
用意したのは、直径7センチから10センチ程度の、ヒノキの間伐材です。
 
りんけん会員が腕馴らしに伐っていると「凄い!」「やってみたい!」との声が沢山かかり、あっと言う間に行列が出来てしまいました。
日曜日でしたのでお子さん連れのご家族が多く、体験もお子さんが大多数でした。
殆どが生まれて初めて鋸を持つ、というお子さんばかり。どのお子さんも一生懸命伐ろうとするのですが、最初から上手くはいきません。
 
りんけん隊員がコツをお教えしたり、手を取って一緒に伐っているうちに、ノコを持つ手に伝わってくる感触が変わってきます。木の伐れる、気持ちのいい感触です。
3歳のお子さんでもこの感触の変化は分かるようで、手ごたえが変わった途端、顔がパッと輝きました。その嬉しさを忘れないで、将来、本業としてではなくても、森に関わる人になってもらえたらいいなあ。
 
これが「ヒノキ」だと知ると、全ての方が伐った木を持って帰りました。今頃皆さんのお家で、いい匂いを振りまいているのだと思います。大盛況でゆっくり見る時間はなかったのですが、少し場内を見て回らせてもらうことも出来ました。
他県の林業研究グループの方のお話しを聞いたり、間伐材を使って名刺入れなどを作っている作家さんをお話しすることもでき、大変勉強になりました。
そして、憧れの高知県馬路村さんのブースにもお邪魔することができました。すでに大成功されていると思うのですが「まだまだ、頑張らないと。これからです。」と仰っていました。
  東京林業研究グループ協議連絡会様のブースも盛況で、用意された青梅産のフキやワサビは完売してしまいました。ご来場の皆様は緑の募金に快く協力して下さって、沢山の募金を集めることも出来ました。

皆様が伐っている間、丸太に跨ってお尻で丸太を押さえ続けたので、終わった後になってお尻がとても痛かったですが(笑)勉強になりましたし、とても楽しかったです。
拙い私を手助けして下さった、りんけんの先輩方、どうもありがとうございました。来年も私が行きます!(笑)