2015年2月8日日曜日

     第5回
多摩工業高校インターンシップ報告(H27.4-5)

                                                 会員 中島大輔

 2/4~5の2日間、多摩工業高校の生徒のインターンシップ(職場体験)という事で、林業体験のお手伝いをさせて頂きました。(今回で、5回目を迎え通算8回目)
1日目は晴天の下、青梅の森で、間伐の指導と道づくりの指導をさせて頂きました。

2日目は降雪の為、集会施設にて、座学や林業現場の先輩のお話や、生徒さんからの感想、ご意見をいただきました。
 個人的な感想として、初日、森林内での林業体験では、立木を伐るのは初めてで、鋸や鉈の唐鍬の使い方におっかなびっくりの生徒さんでしたが、伐る本数や、道をつくるうち次第に慣れ、大きなケガもなくもなく、無事、間伐した木を活かしながら、素敵な道が仕上がりました。

 前年の先輩たちがつくった道を歩き、後輩が新しい道を切り拓く・・・世の中の常なのかも知れませんが、とても生徒さんたちも達成感に満足されていたように見えました。

 また、2日目に生徒さんたちの感想や意見を頂戴した際、未だに、木を伐る事は、いけない事・・・つまり、『木を伐る=自然破壊』というイメージを持たれていた生徒さんたちがいる事にも気付き、もっと日本の森林の現状を伝える必要性を大いに感じた次第です。


 このインターンシップを通じて、少しでも林業という仕事の大切さや、どういった林業が大切かを考えるきっかけになってもらえれば、嬉しい限りです。


 そして、少しでも生徒さんたちの今後の人生に役立つことが出来たのならば、幸いです。