2012年6月14日木曜日

63回全国植樹祭に参加しての楽しい雑感

                            青梅りんけん M.Tamaoki 

植樹祭前日、全国林業後継者大会に出席後、皆さんと一緒に楽しく夕食の一時を過ごし、その後、宿の野天風呂で旅の疲れを取り、至福の時の流れに身をゆだね就寝しました。

植樹祭の当日朝は、早く床に就いたせいもあり早くに目覚め、窓より空を見上げると「快晴」、今日は「全国植樹祭」!初めての事とて童心に返り、大きな期待を持って送迎バスで会場に向かいました。

会場は一般的には山をイメージしますが、この度は「きらら浜」海岸の埋め立て地で、その広さは1km四方もあり、大変な広さでバスを降りての会場の移動にはくたびれました。

今回の参加者は「役員も含めて総勢23千人」天皇、皇后両陛下が来られるとの事で、警備が厳重極まりなく、持ち物制限、透明袋、所持品と携帯電話のチエック、所定経路よりの逸脱は不可、前後に誘導管理担当者が付いて気ままに動けない状態で、担当者は見ていて気の毒なくらい気を使っていて、私には務まらないと思いました。

席に着いて、30分程度でしたか~森林のつながり“山口の視点”から「発見」~をテーマにアトラクションが始まりました。県下の高校、県警の音楽隊、バンブーオーケストラの奏でる音楽の基に「緑の少年隊」「ダンシング関係団体」他を総動員しての目まぐるしく、はつらつとした動きに感心させられた次第です。

その後に感謝状、緑化樹木、記念切手の贈呈等が終わり記念式典となり11時、会場の我々が日の丸の小旗を振る中、県知事の先導で天皇、皇后両陛下が席に着かれて、国旗掲揚から始まり植樹祭が始められました。

今回は天皇、皇后両陛下の「お手植え」「お手播き」だけで「お言葉」はなく、少し寂しい感もありましたが、病み上がりで健康のことを考えると、それも好かなと思いました。アトラクション後、大会宣言を採択して50分程度で式典が終わり、我々が小旗を振る中を天皇、皇后両陛下は退席されました。

更に30分程度のエピローグ案内とアトラクションがあり、圧巻は大、小の和太鼓約50名近い演奏があり、全員での練習が間々ならない中、見事な揃い踏みで感心させられました。次年度は鳥取での開催により、県知事が挨拶されましたが「立て板に水を流す如く」滑らかで自然体の挨拶でこれまた感心させられました。

他方、式典、アトラクション含め素晴らしいものでしたが、一日中、強い日差しの中で日焼けがひどく、暑くても長袖の方が良かったと思いながら反省と、厳しい警備の中で長時間の缶詰にあい「動かないこと山の如し」を経験して、次回はテレビで良いかなと思った次第です。

なお、全国植樹祭参加日程での往路で、日本最大の生産能力(H23実績:製品生産110万㎥/年、原木換算約200万㎥)を誇る中国木材本社工場を視察しました。東京都の人工林34000ha蓄積量1000万㎥とすると、約5年で消化してしまう計算になるマンモス工場には圧倒されました。






2012年6月11日月曜日

第6期森林ボランティア育成講座「開講式」24.6.9(土)

昨夜から小雨が降り続いたまま、「開講式」当日を迎えた。
雨の中、定刻の9時には26名の受講生が集合。いよいよ開講式のセレモニ-が始まった。

主催者のあいさつ後、本日のメ-ンイベントでもある受講生の自己紹介だ。

応募の動機を中心に熱のこもった自己紹介が続く、個性派揃いの6期生との出会いだ。

2年前から5期生として杉並区との合同開催を合わせ、当事業も5期丸10年が過ぎ11年目を迎えることになる。

受け皿となる青梅りんけんの仲間も、受講生の思いに「初心忘るべからず」である。

これから、2年間延べ12回の講座が予定されており、特に、杉並区の受講生は地元受講生(青梅市)に片道1時間以上のハンデを背負っての挑戦である。

窓の外は小雨が上がる気配はない。すると、受講生への激励か、モリアオガエルの歓迎のうたが・・・。

午後は、予定されていた「青梅の森」現況視察も、傘をさしての最短ル-トで終了し、活動場所、集合場所を確認しそれぞれ帰路についた。

車中、梅雨のはしりかと思ってはいたが、ラジオから気象庁より関東地方の梅雨入りが伝えられた。