2013年2月14日木曜日

第5回森林ボランティア育成講座(H25.2.9土曜日)                                               

-枝打ち、丸太橋つくりに参加して-
            6期生 鈴木康夫

本当に貴重な体験ありがとうございました。
親切丁寧なご指導のもと、大変楽しく、和気あい
いと作業できました。
森林の管理、道作り、橋作りの大変さがよくわかりました。
また講師の方々の話から、現在の林業の困難も
知りました。           

高尾や奥多摩の山をよく歩きますが、その山の
本来の良さが、いつまでも保たれることを願うば
かりです。


今後の「森林ボランティア育成講座」の受講が
ますます楽しみになってきました。





プロによる登降機の枝打ちデモ
                       
 -枝打ち体験の感想は-
             6期生 M.Oga

・文句なしに面白い
・次から次へときれいに(枝打ち)したくなるが、途方もない
・仕事の成果がはっきり見える(森仕事全般)
・危険と隣り合わせ
・道具が肝心
・昼飯がうまい
・女性パワーも凄い
 

 などなど。

桟道架け替えも貴重な体験でした。

私自身も山歩きをしますが、何の気なしに歩いた山道も地道な補修(皆様の重労働)により安全が保たれていることに気付かされました。

若い人たちにもこうしたことを伝えていく必要があると感じた次第です。

引き続きよろしくお願い致します。




-「枝打ち体験」感想-  
                 6期生 木原秋好
  
      
もともと高いところは大好き人間ですが、梯子では遠慮して一番上の横木から一つ下まで上り、鋸を鞘から取り出して枝を切り始めました。

生きた檜に素人の私が手を入れていいものかと躊躇はありましたが、良材に育てるために鋸を引き続けました。
しかし枯れ枝とはいえその強情さに、2、3分も経つと腕は硬くなり、悪戦苦闘。この斜面だけでも枝打ちの対象になる樹が百本近くありそうで、全部やるのはたいへんなことです。

枝打ちは樹が眠っている冬が一番いいと教えられました。樹が目覚めると、幹と樹皮のあいだを水が上昇し、枝を切ると切り終える前に枝の重みで樹皮が下に向かって大きく剥がれてしまうそうです。
そうなると樹もさぞ痛むでしょう。しかし、5度前後の寒さに手がかじかみ、足も震えています。

こんな私でも少しでも役に立つのだと言い聞かせてがんばると、檜のよい香りが冬の凍てついた空気にほんのりと漂い始め、自分への褒美になりました。