2024年3月15日金曜日

 

・・・ボランティア育成講座・・・

13-10『記念植樹・閉講式』R6.3.9

管理人

昨日、降雪があり閉講式での野外作業が気に掛りましたが、早朝から天候に恵まれ、予定通り集合場所の土場に受講生の皆さんを迎えることが出来ました。

特に、杉並区の受講生の皆さんには、遠距離のハンデを背負い挑戦する姿勢に、講師陣も背筋が伸び大切な思いを学びました。心から敬意と感謝を申し上げます。

記念植樹は、尾根筋の1号地に各自桧のポット苗を植え、獣害対策として鹿よけネットを合わせて設置し強風の中終了しましたが、風で根が乾いてしまい気がかりです。

 その後、各号地の成果を全員で確認しながら昼食場所に降り、食事後各班ごとに懇談し、全員の場で各自の感想が述べられ寄せ書きまで頂戴しました。

 多くの受講生から新たな動機付けも聞こえ、講座の成果を感じ取ることが出来ました。

何処かの森林での再会を楽しみにしております。                  

 みなさん、ご苦労様でした。

以下受講生の感想を掲載します。

・最後まで皆様におせわになりっぱなしでしたが、1年間ありがとうございました。

・それぞれの号地を訪ね、振り返りをきくことにより、山の地形の違いや試みの違いを知ることができた。意見交換もよかった。ただ寒いので時間や場所を要検討。

・最終日に植林をすることができ、うれしかったです。一年間ありがとうございました。

・1年間大変お世話になりました。講師や役所のスタッフの皆様には大変感謝です。

・植林とにかく楽しかったです。

・植林、苗を植えるという一番やりたかった作業でした。この植えた木が大きくなったのをぜひ見てみたいです。長生きするぞ!

・体をそこまで動かさずの作業だったので、今までとの落差がありもうちょっと何かをしたかったです(笑)他の班の今までのこと、場所のよしあし、状況によっての違いをそれぞれの方の発表で知り、自身の班との大きな違いを知り驚きましたが、やる現場によって、人数、内容等によっての対策について、改めて振り返ることができました。

・午前中は作業後の点検・評価をしました。1班から3班までの伐採後の様子を見てまわり、それぞれの進捗状況、環境の違いを確認しました。その後、桧苗木の植林をし、新しい鹿害防止ネットをつけました。その後この一年の反省、意見交換を行いました。参加者各自の感心やかかわり方がとてもよく分かり、この講座の大事さが感じられました。

・植林作業のみかと思っていたところ、倒木を処理する作業と、卒検のようなロープ上げができて最終日がより思い出深いものになりました。1年間ありがとうございました。先生方の動作におどろき、マジックを見ているかのような感覚になることが何度もありました。皆さんかっこよかった!市役所の皆さん機会をもうけていただき、ありがとうございました。

・なえ木がうまく成長しますよう祈ってます。

・植林ができて感激した。午後のミーティングでは、それぞれの話が楽しく聞けた。また大変参考になった。

・植林もさることながら皆さんとの議論が勉強になり、今後の活動の参考になった。

・仲間との一体感が出来、すばらしい体験となりました。ありがとうございました。

・一年間ありがとうございました。寒くて貴重な話が身に入らなかった。残念!

・1年間の〆としての植林大きくそだって欲しい。





2024年2月20日火曜日

                                                   ・・・ボランティア育成講座・・・

13-9『地拵え・植林準備』R6.2.10

管理人

いよいよ閉校式に向けて、植林の準備作業となりました。

再造林の状況を全国に目を向けると、林野庁統計資料からも覗えるように、伐採跡地の再造林は3割しか進んでいない状況が報告されていおります。これは木材資源の循環が破綻し、“瀕死”の状況にあり、災害誘発環境と化しております

管内でも、健全な経済行為(民々取引)が破綻しており、伐採跡地に植林する作業は皆無な状況です。唯一、植林作業が行われている現場は、東京都の花粉対策事業の一環で行われている公共事業化している皆伐された場所だけです。

以下、受講生の感想を掲載します。

*午後からの参加となりましたが、一本伐採に参加できました。木の倒す方向によっては、危険なこともあるため、チームでの声掛けが大切 皮むきは楽しかった

*盛りだくさんの内容で大変勉強になりました。ありがとうございました。

*午前は地拵え、午後は、ベンチを作るための木のばっさいをし、最後にコースターを作った。

*寒かったが、楽しく過ごすことができた。

*ものたりない気もしますが、たのしかったです。

*大木を運ぶ業に驚き、力を使わずころがして運ぶロープワークと共に大変勉強になりました。

*かかり木の処理は学びが多かった。道づくりの苦労も良くわかりました。

*道づくりが出来て良かったです。コースター用の皮むき等も教えて頂き、ありがとうございました。

*午後に木の皮むきを行なったが、思ったより難かしく力のいる作業であった。

*木が重いことにびっくりした。でも力わざ以外に色々な方法で動かすことができることが分かった。楽しかった。

*午前中 道の整備 午後 倒木の撤去  楽しい!

*午前中は力学を考えさせられ、木材の整理。午後は杉の木の皮むきを初体験し、体力、知力ともに充実した日となりました。

*以前から興味のあった道づくりに参加しました。どの木を土をとめる為に使うか、道づくりの方法等、無駄のない資源の活用のひとつだと思いました。PMは道づくりと一緒に木も倒しましたが、滑車やロープを2つ使う方法も教えてもらい、毎回発見があり楽しかったです。

*地拵え、道をつくる作業を 道幅や埋まっている木などを掘り起こして平地にするなど とても楽しく行えた。

*倒木のあと片付けが危険な作業であったことがよくわかりました。杉の根の扱い方、ロープの安全確保の結び方は初めて識りました。杉の木の重さ、裂け方はよく知っていないといけないと思いました。先生たちありがとうございました。

以上

2024年2月10日土曜日

 

15年目を迎えたインタ-ンシップ1/312/2


インタ-ンシップ事業は、当初、都立多摩高校が4年間実施しましたが学校の都合で休止となりましたが、引き続き新たに都立多摩工業高校からの要望により実施され15年目を迎えております。

















2024年1月19日金曜日

・・・ボランティア育成講座・・・

13-8『間伐・やまみち補修』R6.1.13


雑感

管理人

寒中の講座だというのに、作業中汗をかいての作業となった。気候変動、温暖化現象か。受講生達は、間伐体験も回を重ね3回目を迎え、作業手順は理解しているように見える。

監督に来たカモシカ
間伐で大切なことは、森林を元気にする作業の一つであり、間伐された材を有効に利用することが大前提にある。従来、森林所有者は間伐収入によって手入れ作業の費用をまかない、高齢木によっては生活費用になる貴重な収入源でもあり、昭和の時代は何とか持続性が保持されてきた。

しかし、徐々に経済的機能(価値)が破綻してしまった反面、公益的な働き(治山治水・環境)に期待が集まり今日に至っている。まさに今、持続性を担保できる仕組みづくりが求められている。

 

以下、受講生の感想を掲示しました。

・一番の大木を選んで伐倒していたから、その後の作業がいろいろあり、大変ではありましたが、逆に学びが色々あって得られるものが多かったです!

・間伐も様々なケースが実施でき、とても勉強になりました。天気も良くて良かったです。

・1番大きな木を間伐。それをたおす時にひっかかって曲った木も間伐。that's all

・木のたおし方は予想通りにいかない事が多 難しく感じた。

・午前、午後ともに間伐を行った。切りたおす方向等を考えつつ、計3本の間伐を問題なく行うことができた。少しずつ間伐に慣れてきたと思う。

・伐木、目通り40㎝、伐りのは大変、のこぎりは大変です。チェーンは良いと思いました。

・<間伐>モヤイ結の復習 刃物の使い方のコツ 何度も繰り返すことにより身に付けたい。

・1か月ぶりの作業で、初めは仕方を思い出すまでに時間がかかりましたが、少しずつ集中できました。かっ車のとりつけからロープを引く方向やその考え方など、方法がいろいろあることを学びました。

・ラストスパートでがんばりました。(汗)楽しかったです。

・巨木が倒れる迫力は恐怖でした。

・失敗等の解説が為になりました。ありがとうございました。

・神棒先生のプロとしての知識、経験、技術を拝見し貴重な体験でした。林業の大変さを痛感する一日でした。

・枝がかりの処理方法とこわさを教えてもらった。そもそも枝がかりしすぎだろう。

・久しぶりのせいか、体力的にキツかった。ほんの少し太いだけで切るのがずいぶんと大変だった。

以上