2012年11月27日火曜日

 東芝府中・日の出の森(H24.11.24土曜日)

9回目を迎えた環境支援イベントが親子を含め38名の参加のもとで実施されました。昨晩の大雨も予報通りに上がり、午後には晴れ間が見え、昆虫観察、大刈・間伐作業そして念願の展望台づくりに励みました。

親子グル-プは幼齢林の間伐に挑戦し、慣れない傾斜で伐倒・枝払い・玉伐りの作業に取り組み、小口から香る檜の匂いを感じながら作業が続きました。間伐の合間に巣箱の掃除と掛替もおこない、高い梯子を登って巣箱を掛ける逞しいお母さんには感心しました。

大刈グル-プは展望台周辺の作業が進み、清々しい風景が展望台をひときわ引き立てたようです。

展望台づくりのグル-プは、昼食時の「森の音楽会」の舞台使用の計画があるようで仕上げの作業に熱心に取り組んでいました。

腹時計は既にお昼、ようやく待ちに待ったお弁当、そして、何とオ-プニング曲の与作がはじまった途端にお弁当の箸が止まったようでした。管楽器のカルテットのメンバ-の見事な演奏は、人と森のハ-モニ-の世界を演出し、参加した方々を酔わせた一時でした。

午後は、親子グル-プの熱心な昆虫観察、そして作業を交代しそれぞれ額に汗した楽しい一日が無事終了しました。

森の音楽会を計画していただきました皆さん楽しい一時をありがとうございました。

2012年11月8日木曜日

青梅産業まつりに参加して         
                                              青梅りんけん 佐藤 優

 11月3日・4日と青梅産業まつりで(伝統産業のテント)、木材に触れていただくイベントを行いました。 両日とも、東京都森林組合の実働部隊として「りんけん」の仲間を中心に「青梅上成木ふれあいの森」の皆さん「森守会」の皆さん「青梅杣保会」皆さん総勢30人ほどのスタッフの協力を得て、寄っていただいた市民の方々への対応を行いました。

 内容は、まず、簡単なアンケートを通じて木の持っている優れた特性(断熱・殺菌・いやし・環境負荷の少なさ)を理解していただき、その後実際に木を使って巣箱作りをしていただく、また、ふれあいの森の皆さんによる、竹細工で来年の干支作りや竹トンボ・風車を作っていただくというものです。

 両日とも百家族を超える市民の方々にお越しいただいて、スタッフもフル回転の盛況でした。はじめは、ノコを使えなかった小学生がわずかの手助けで、終わるころには上手にひけるようになったり、かなづちをこわごわ打っていた子供たちがちょっと力強くたたけるようになったり、そして、出来上がった巣箱や竹細工の「ヘビ」を見て「やったね!」と歓声をあげ、「どんな鳥がはいるかな~」と次に思いをはせる姿にはスタッフ一同も満足でした。

 木に触れ・木を加工し・木でモノを作り・そして、巣箱に入る小鳥を想像し、そこから、鳥の住む森を連想し、森と人の関係を考えてくれる。そんな市民が一人でも多くなっていただければ幸いです。