2012年11月8日木曜日

青梅産業まつりに参加して         
                                              青梅りんけん 佐藤 優

 11月3日・4日と青梅産業まつりで(伝統産業のテント)、木材に触れていただくイベントを行いました。 両日とも、東京都森林組合の実働部隊として「りんけん」の仲間を中心に「青梅上成木ふれあいの森」の皆さん「森守会」の皆さん「青梅杣保会」皆さん総勢30人ほどのスタッフの協力を得て、寄っていただいた市民の方々への対応を行いました。

 内容は、まず、簡単なアンケートを通じて木の持っている優れた特性(断熱・殺菌・いやし・環境負荷の少なさ)を理解していただき、その後実際に木を使って巣箱作りをしていただく、また、ふれあいの森の皆さんによる、竹細工で来年の干支作りや竹トンボ・風車を作っていただくというものです。

 両日とも百家族を超える市民の方々にお越しいただいて、スタッフもフル回転の盛況でした。はじめは、ノコを使えなかった小学生がわずかの手助けで、終わるころには上手にひけるようになったり、かなづちをこわごわ打っていた子供たちがちょっと力強くたたけるようになったり、そして、出来上がった巣箱や竹細工の「ヘビ」を見て「やったね!」と歓声をあげ、「どんな鳥がはいるかな~」と次に思いをはせる姿にはスタッフ一同も満足でした。

 木に触れ・木を加工し・木でモノを作り・そして、巣箱に入る小鳥を想像し、そこから、鳥の住む森を連想し、森と人の関係を考えてくれる。そんな市民が一人でも多くなっていただければ幸いです。

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