当会は、元気な森林の恵みが経済一辺倒の中で、病んだ暗い森林へと増加傾向を憂い、安心安全な生活環境を守るよう関係機関に働きかけてまいりました。
合わせて、多くの市民にこの状況を周知する事が急務と考え、業界の師弟達により平成8年に発足して以来、平成16年にはNPO化し普及拡大に努め、本年20年目の大きな節目の年を迎えました。
これは、社会の風に行政が対応を決断した結果でもあり、市内上場企業((株)やまびこ様)からの力強い支援も加わった成果であります。
このような状況下、優秀なスタッフに支えられ、昨年、楢島理事長が就任し事務の適正円滑な処理と森の担い手育成のための踏み込んだ新規事業に取組み、記念すべき内容の第20回定期総会となりました。新規事業の紹介
今年度より、NPO青梅りんけんの基盤を担ってきた森林ボランティア育成講座運営の適正化に加え、新たに『森林整備養成講座』、『森林環境教育指導者養成講座』、『親子森林体験教室』の3本の講座が計画されました。
この背景には、地球規模で気候変動が社会生活に支障を来たし始めた事が基盤にあり、市民の期待の高まりと共に事業量が増加傾向にあり、人格ある組織として期待に応えるべき責任ある自覚と行動が求められております。
<森林整備養成講座>
森の担い手を育成するために森林整備の基本を習得する講座です。 病んだ森林が増加傾向の中、安心安全な生活環境を守るべき仲間を一人でも増やす事と、軸足を置ける仕事となることを最大の目標としております。
<森林環境教育事業と指導者養成講座>
「身近な森の活用を考える会」は、平成29年頃より環境意識の高い市内を中心とした各グル-プで構成され活動してきましたが、「令和4年度事業報告」さらには「令和5年度事業報告」から覗えるように延べ1300名余の受益対象者を数え、年々森林環境学習への期待が高まっており指導者の確保が課題となっておりました。
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