2024年6月17日月曜日

 ・・・森林ボランティア育成講座・・・

14-2『木材流通現場視察』R6.6.8

管理人

 

流通現場を目の当たりにされ、受講生の関心の高さが覗えます。

現状は、健全な経済行為として成立している段階は、原木市場から川下と言っても過言ではありません。

苗を植栽し育林作業(下刈り・雪起こし・除伐)・枝打ち作業・間伐作業を経て数十年が過ぎて原木市場へ出荷しても、苗を育てた育林費用は山には戻って来ないのが実態です。

先人が育てた立木を頂戴していると言う状況にあり、近い将来、伐り尽くして持続出来ないという危機的な状況にあります。

 

以下受講生の感想を掲載します。

*黒仁田山林→まさかここも小曾木地区とは知らず…初めて足を踏み入れることができて感動でした。

原木市場→車で近くをいつも通っていたのに、初めて訪ねました。原木の年輪をまじめに見ました。

製材所→大きなノコギリのイメージでしたが、設備投資?され、安全重視の職場環境であると感じました。

森林組合→林業のきびしさを感じます。でもこのまま放置していたら、山林はもっと悲しい姿になってゆくのだと思います。

 

*貴重な機会を頂きありがとうございます。伐採したあとの木の加工と工夫流通の大変さを体感することができました。

森林組合の説明の中ではCO2吸収の観点でもスギ・ヒノキが最適であることがわかって新鮮だった。

*森を育ててから製品になるまでのバリューチェーンを見学でき、課題から、関わる皆様の良いモノを生みだそうとする工夫まで大変わかり易い、良いプログラムでした。構造的に持続性が危機にさらされている現状を広く社会に認知させる必要があると思いました。

*材の一連プロセスに沿って見学できて良かった。

*森林の現場ではなく、その、流通や、加工のようすが分かり、よかったです。

今回の青梅の杜の姿が、理想的な森林にかなり近いものなのか、気になりました。

森林とは関係ありませんが、シカ増加が気になりました。

増えているとは知っていましたが、東京で500→3000、6倍とはおどろきです。

大島や千葉でもヒョンが増えていると聞いています。

温暖化が原因の全てなのでしょうか。


*全体像が実際に見れて本当に良かった。色々な活動を見て、未来の森・山に今できる事を行って行動していて素晴らしい事と思いました。森・山の健康を考え森・山を大事にして行きたいと思います。

*原木市場が面白かった。

人手不足も木材価格も改善の兆しが見込めない現状が分かった。

人工林を自然林に戻す仕組みがあるなら、知りたいと思った。

*木がどのように生産され、加工され製品になるまでを見学できて非常に勉強になりました。また木についてもいろいろ話しが聞けてとても勉強になりました。 

*青梅の森からはなれて様々な角度から木を知ることができました。ありがとうございました。山林をもう少し長くみたかったです。

*製材所が最も興味深かった。単純に木材をカットするだけでなく、いかに価値をだせるか、使用用途に合わせて実施しているところが想像以上だった。

*日頃見ることのできない各所現場を見ることができて驚きがありました。市場は月2回開催で従業員6名で運営しているのはおどろきでした。

*山、林業の流れを知ることができました。思った以上に人が入っていることにおどろきました。ロスをなくすのがむずかしい業界なのだと思いました。非常にためになりました。

*伐木した木が消費者に渡る流れがわかった。浜中さんのようにサプライチェーンの担当範囲を広げることが一つ解のになると感じた。

*今日は森に生えている木がどのようにして家や道具などの製品になっているか知ることができてよかった。木を使った製品がより多様になればいいなと感じた。

*黒仁田の杜は山林ということもあって、普段見れない場所を見学出来て良かった。前回の講義で整備された森林を学べた。スギ・ヒノキが9割という実情で原木市場や製材所はほぼ2種の木だった。人にふれるまで多くの手がかかっていると学べた。

*炎天下の中、「熱中症に気をつける」のであれば、室内でも説明ですむものは室内でした方がよい。沢山の話を聞くことができ、手配頂いて経験できたことに感謝です!

*黒仁田山林では、よく整備された山林の様子が見ることができ大変勉強になった。市場~製材所を見学することで1本の丸太がどのように製材されていくのかが分かった。最後に、日本の伝統的な?モデルハウスをみて、すてきだ!!と思った。

*木の伐採が終わった場所を実際に見られたり、初めて製材所を見られたり、森林のために色々な努力をなさっている人達に出会えたり、とても良い経験となりました枝打ちが怖いです!ありがとうございました!

以上

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