2024年7月12日金曜日





 『身近な森を活用する会』

草創期を振り返って

 身近な森を活用する会の年度報告書をまとめさせて頂いております人間として少し報告させて頂きます。

 当会は,様々な事情から放置林が増えている青梅市の現状に鑑み、一人でも多くの市民が森林の現状を知り、将来の展望を考えることができるよう、横断的に集まった有志が立ち上げた事が始まりです。



 

知ってもらうには

まず現場にきてもらうこと。

☆見るだけでなく何か体験してもらうこと。

☆そして何かを感じ、その先何かをしようと意思を持ってもらうことです。

 

 私たちは、その目的達成のために、イベント・講座・研修・授業等様々な活動をしています。対象は、一般市民(大人・家族)、企業(社員・家族)学校(授業)などです。


 

私たちが大切にしているのは、                            

1.参加したいと思えるような楽しい企画であること。

2.私たちは講師ではなく、参加者の気づきや発見を手助けするスタッフであること。

3.参加者が将来森林を守りたいと思ったときの手立てや、道筋を提示してあげることなどです。

 5年ほど活動して私たち自身様々な学びがありました。特に子供たちの感じる力の素晴らしさです。私たちが提示するほんの少しのヒントから、子どもたちは自ら発見し、気づき、何が問題で自分は何ができるのかをハッキリ分かってくれます。この感じる力は年齢が低いほど大きいような気がします。保育園や幼稚園の子どもたちは、森の自然とすぐに溶け合い、まるで森にいる天使のようにふるまいます。そのような姿を見て、私たち大人は多くのことを学びます。本当に大切なことは何なのかを。

 私たちは、これからも未来の子どもたちのために活動を続けていきたいと考えています。一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。 




 


会員 谷村春樹 投稿
横 顔

NPO法人自然環境アカデミ-(元NPO環境学習研究会理事長) 




 追伸:過去5年間の事業報告は2022.6.29と前頁2024.7.8に投稿(リンク)してありますのでご覧下さい。



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