2024年11月7日木曜日

 

(株)やまびこ 社員研修R6.10.11



身近な森 事務局長

今年度、社員研修は新しい一歩を踏み出しました。青梅市に本社を置き、森と関わる製品を生産・販売する株式会社やまびこ。世界中の森が荒れて、その機能を失い始めている今、地元青梅の森はどうなっ ているのか?森の機能が失われればやまびこという企業はどうなるのか?そんな大きな疑問が研修の在り方を変え始めました。

2013年に東京グリーンシップ・アクションに参加することで始まった森林保全活動という社会貢献活動、途中コロナ禍による二年間 のブランクはありましたが12年目を迎えました。

11年目の昨年度、単なる社会貢献活動から社員研修の場としての活動に変えようという事になりました。 協力する講師・スタッフが企画したスケジュールや内容を実施する貢献活動ではなく、社員自らが森に足を運び、森の現状を知ることで、 どんな活動をすれば良いのか、あるいはしたいのかを考えて内容を組み立てる活動に挑戦することになりました。

更に、今回は“みらい委員会”のメンバーが中心となって研修を主催する形をとり、開会式~保全 活動~ワークショップ~閉会式すべての活動を同委員会がリードして行いました。

本社でのミーティング、現場の下見と打合せを行い、講師との間で入念な打合せを行いとても素晴らしく意義ある研修となりました。

社員が活動内容を考え、みらい委員会主導の形で実施した本研修は、御社にとっても、青梅市の森林にとっても、とても大きな意味を持っていると思います。 ここに活動の様子を掲示いたします。 

 

 

株式会社やまびこ 管理本部 総務部 総務課だより

 

 わたくしは、3年前青梅の成木にて初めて森林保全活動に参加させて頂きました。3年前はたかが山と思っておりましたが、青梅りんけんの皆さまと関わっていくうちに、森林について真剣に考える機会となりました。

 活動当初は従業員の研修という事で、業務的に対応しておりましたが、ここ最近ではこの青梅の成木の山をどのように保全すれば良いかや、参加した従業員が年々色々な意見を出すようになり、今回の20241011日実施した森林保全活動ではボランティアの方々のアドバイスはあまり出さず、参加者自ら考え保全活動を実施しました。

活動は青梅上成木森林環境保全地域で行い、道中、クマの皮はぎ、スギやヒノキの皮を剥ぐ鹿の食害や、ナラ枯れ(カシノナガキクイムシのナラ菌により枯れ死にする現象)が獣の食糧であるドングリの減少など
について、ボランティアの方々から話を伺い現場へ向かいしました。


 活動現場では、道中話を聞いた内容を元に、どの木を伐木するか参加者が決めて、実際に1本伐木をしました。木が倒れるところはものすごく圧巻でした。

 その後、林道の整備や、伐木した木を利用して階段の整備を実施しました。作業を終えて各参加者は充実感に満ち溢れており、「森林保全活動に参加して良かった」との声を聞けました。 今後もこのような活動に参加して、少しでも森林保全活動に関われればと思います。

追伸:また来年も絶対に参加します!!!

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