・・・森林ボランティア育成講座・・・
間伐準備作業
第14-4回『山割り』R6.9.14
山割りは林内作業に多くの作業員が一度に現場に入ると時に、作業場所を割振ることで、伐倒木や上下作業による事故防止の一環として行い、安全に作業が実施できるように現場を割振ります。
経済林として成り立っていた時代は、適正な伐採・搬出・再造林(植林・育林)によって森林循環が保たれ、公益的働きも担保されて来ました。
しかし、人工林の間伐作業の現状は、立木を無償でいただいても採算が合わない環境下となり、多くの間伐木が伐り捨てられ補助金頼りになっているのが現実で、本末転倒な状況にあります。
今回、はじめて受講生は現場に入り、山割り場所の確認、選木方法の確認、ロ-プを活用した間伐作業等、多くの作業を体験しました。
以下、受講生の感想を掲載します。
*ロープの使い方や山割り、除伐の実体験ができて、(一人で行うわけではなくグループ全員で一つの作業を行 う)楽しかった。一つ一つ今まで体験したことのない作業でしたが、具体的に学べて知識がついて良かったで す。何より自分の安全、人の安全が大事!
*山割の意味を初めて知った。山を保全していく上でとても大切だと思う。 除伐体験、大変興味深く貴重な体験ができた。 どの木を切るか、なぜ切るのか、倒す過程がよくわかりました。
*木が倒れた瞬間、とても感動しました。 間伐するとき、沢の要素を配慮しないといけないことをきづき、なおかつ大自然にそんけいします。 とても勉強しました。ありがとうございました。
*除伐では山に入って選別したり木を切ることができて楽しかったです。色々な木があることを改めて実感しまし た。
*ロープ上げが結構難しかった。 除伐に限らず選木は重要と学びました。 1本の木を安全に切るにはあるていどの人数が必要とわかった。
*除伐の初体験、大変に勉強になりました。 受講生同士での話し合いも必要だと思いますが、プロならこうするとの意見、考え方も聞けたらなお良かった。り んけんさんに感謝。
*のこでの伐倒も大変で思ったとおりにはいかない。
*山の中であつさが和らいだ中での作業は楽しかった。3班はすすんで知識のある方が作業ルートに導いて下さったので、それぞれ自分の役目を見つけやすかったように思う。思ったより斜面はすべりやすかったが、それも 又楽しかった。自然の力をコントロールすることはできないが、人間が共に暮らすための環境づくりについて学 んだ。
*暑かったが無事に終ってよかった。 除伐も1本できてよかった。 のこやなたの使い方、扱い方を午前中にやってほしかった。 地面に放置する場面にヒヤリとした。
*暑さが心配だったが程良い作業で気持良かった。 「カタナボーイ」を知りよかった。
*もやいむすびの学習は大変有意義でした。 ・伐木をグループ討議して作業したことは有効でした。 リスク管理を再重要に考えて常に安全第一の作業であることを今後も大事にしていきます
*選木や伐木の方法(方向)の意見出しが重要(意思統一、納得)
*本日の内容は非常に具体的で良かったです。 段々森林ボランティアというものが理解出来初めています。
*実際に木を切って見て、木を一本切るにも色々な準備や確認を行ってから切っていることを知ることが出来まし た。又、一人では切る事ができないので周りの人に協力して安全に注意しながら今後もやっていきたいと思いま した。
*森林ボランティアで一番活動的な日でした。実技も多くとても勉強になりました。それとともに人力にたよる部分も 多く林業の難しさを感じた回でした。次回もたのしみにしています。
*思ったより暑さに苦しまず一安心。ただ水は必須。いきなり除伐として木を倒すことにはおどろいた。 次回からは軽登山くつできます。 もやい結びはしっかり練習してきます。
*直径15cmくらいの木でも倒すまでに確認する事項が多い上にのこぎりで切るという作業そのものも意外と時間 がかかることに驚いた。
*もやい結びを学び直せてよかった。 除伐は大変な作業だが面白かった。
*間伐、除伐、計画たてるときにも、一つ一つ検討する理由があり、大変勉強になりました。 実際になたで木に切りこみを入れたのは初体験として、感激でした。
*とても充実して勉強になりました。
以上
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