2015年9月21日月曜日


9回ボランティア育成講座

「間伐作業」

                      会員  佐藤 武

9月12日土曜日 青梅市風の子太陽の子広場に集合、杉並区・青梅市の参加者による森林ボランティア養成講座が開催されました。

今回は間伐作業。青梅りんけん二年生の佐藤が報告致します。

早朝に起きた東京湾を震源とする地震の影響で電車のダイヤが乱れ、杉並区からの方々は朝から通勤ラッシュなみの混雑の電車に乗ってこられたとのこと。杉並から来られた方のなかには作業を前にお疲れの表情の方もチラホラみうけられました。予定より30分ほど遅れてボランティア養成講座の開会。

青梅の森に移動し、各班安全に作業出来るエリアに分かれ4〜5名体制で作業開始。私の配属は4班。玉置班長の指導のもと間伐作業を始めました。今回は班で10本の間伐を目標にしました。

玉置班長の説明の後、各々分かれての作業。各々間伐する木を選び倒す方向、周囲の安全を見極め木にノコギリをいれます。
はじめの1本目は皆さん受け口の入れ方が悪かったりして悪戦苦闘。受け口と追い口がある程度切れたところでロープをかけ皆で倒します。(注;先にロ-プが基本)隣の木に引っかかってしまったりするとついつい夢中になって安全作業を怠ってしまいがちなので細心の注意をして倒しました。ロープを引っ張る際には皆で引き勢い余ってすってんころりんなど愛嬌の場面もありました。倒した後は、皆で玉切りします。

私も朝起きて本から得た一夜漬けならぬ朝漬けの知識をもとにうっかり斜面で転んで朝漬け知識を忘れないようにしながら作業をします。

1本目はおっかなびっくり悪戦苦闘、2・3本目からはなんとか・・・ それ以降は腕が疲れて譲り合うといった具合であっという間に我が班は20本以上間伐することができました。

私も含め皆さん作業が慣れてくるに従い間伐する木を曲がった木や立ち枯れの木など難物に挑みだし悪戦苦闘。どうにもならなくなると困ったときの神棒さん(年齢的にも一番脂ののった作業のプロ)に出動願い間伐の妙技を披露してもらいます。


一日の作業を通して感じたのは、慣れてきた時の作業安全の課題です。ロープをかけて倒す際、悪戦苦闘しているうちに夢中になって傾いている木の下を横切ってしまうなど、慣れてきた時に事故が起こりやすいので特に気を付けないといけないと感じました。

~気温も湿度も作業にはちょうど良く、終りのセレモニー時の参加者の皆さんの表情をみていると皆さん普段のストレスを発散してスッキリした感じがしました。かくいう私も間伐対象の木を日頃何かと妻から課される無理難題にみたて伐倒し処理。最後の1本は妻本人にみたて処理、山の斜面に他の木よりも細かく玉切りし日頃のうっぷんを間伐作業で晴らしてまいりました。

~見事に方向もバッチリ。立ち枯れなので上の枝が落ちてくるかもしれないことも予測しながらの作業。案の定ロープで引っ張ると頭から2/3が折れて落ちました。おみごと!


勢い余ってゴロゴロ 
愛嬌愛嬌!


これが 間伐した切り株 ストレス発散!!




これでまたしばらく妻に滅私奉公できそうです。以上青梅りんけん二佐藤の報告を終わります。





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