-「ボランティア養成講座」半分が過ぎて-
第6期生 鈴木健次
毎回「今日は何だろうか」と、年甲斐もなく期待感いっぱいで講座を待っていました。作業の開始前、貸与されているヘルメットを装着し、伐採用の鉈とのこぎりを腰に付けると、それだけで気持ちが高揚して一人前の仕事人になったような気分になりました。
柄の長い鎌を使っての下草刈り、木工細工で名札作り、ヒノキの間伐、山道づくり、竹林伐採、竹炭焼き、竹細工、枝打ち、林間道づくり、沢の丸太橋渡し、植林・・など『林業の一年』を楽しく味わわせていただきました。
子どものころに木の上に秘密基地の小屋を作ったり、形のいい枝を細工して作った刀でチャンバラごっこしたりして輝いていたあの頃を、数十年後のいま再体験しているような充実したこの1年でした。
後半の1年も、林業を生業としている専門家、本講座を修了し後、継続して青梅の森の保全活動を行っている「もりもり会」の皆様のご指導をいただき、気持ちだけではなく技術も一人前に向上したいものだと願っています。
-春の林業体験-
第6期生 玉宮
季節が一気に進んだ暖かい日差し中、本年度最後の講座に参加しました。
午前中は、この講座で初めて植樹を行い、遠くまで見渡せる開けた斜面に、各自の名前を書いた支え木とモミジを植樹しました。
今年の秋には綺麗な紅葉を楽しめるだろうと、今からとても楽しみです。 午後の作業場は、昨秋に作業を行ったところで、自分たちで作った作業道を通るのは格別でした少しずつではありますが、このように自分たの活動が形になり残っていることに不思議な感覚を覚えました。
・・・体験参加させていただいて・・・
青梅りんけんオブザ-バ-
中島大輔
花粉の飛び交う中、マスクとゴーグルを付け完全防護で、活動されている方もいらっしゃいました。
そこまでして、森の手入れにボランティアで、参加してくださる方を見ると頭が下がります。
幸いにして、私は、今のところ花粉症ではありませんが、もし発症してしまった時には、どうなんだろう・・・・・?ちょっと考えます。
間伐された木々の利用方法、搬出方法など、まだまだたくさん問題を抱えていると思いますが、まずは、実際にやってみて、現状を知ることなのだなと実感しました。
そして、未来の子ども達につなげて行く事・・・なぜなら、日本にはたくさんの人工林があること、木はすぐには使えず、何10年、何100年と手入れをしないと建築材料としては使えないこと すなわち、日本の伝統ある神社仏閣を守るためにも、この作業は、欠かせないと思います・・・。
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