第4回『ボランティア育成講座』R3.10.30
・・・木材の流通現場見学・・・
管理人
この業界は、木の文化に支えられ、明治初期ごろから本格的な針葉樹の人工林化が加わり森林循環が守られて来ました。
しかし、化石資源の出現で社会は大きく変化し、便利さの限界を超えてしまい地球温暖化という人類の存亡にかかわる問題を突き付けられている環境にあります。
また、見学の中で木材のコストから流通を見ると、立木を無償で仕入れて成り立っている複雑な状況が浮かび上がってきます。
今回は、一般の方々には接する機会がない流通現場の見学で感想にあるように人気の見学講座です。受講生の意識の高さが感想に現れています。
以下掲載します。
・山林から木材センター、製材所、多摩産材を使った家の見学など、普段は見られない場所を見ることができ、貴重な体験となった。太い木材や長年成長した木でも、高い価値がつかないなど、コストがかかるのに価値がつきにくいのは残念である。
・木の上流から下流までの現場を知ることができた。どこでも食害の話が出て、ウッドショックの話が出たのは大きな課題となっている事を理解できた。色々と考えさせられた1日でした。多摩の木の家はとても良かったです。
・森林から利用まで木材の一連の流れを見学させていただきました。戦後、拡大造林によるある種国策による罪を現代に生きる私達がなんらかの形で償っていく義務がある様に感じました。様々な問題の中で自分に出来る事をやればよいと思います。
・個人では見学できないような所を見る事ができ良かった。森林を整備する意味を今までより理解でき、イメージが付いた。
・生物多様性保全について理解出来た。また森林を保全するために課題が多いことがわかった。特に林業を業として行くために対策が急務だと思う。
・西多摩地区の林業関係の一連の流れを見させて頂いた。植林、伐採、製材、加工、住宅等使用が同地区で行われていることを知り、ぜひ今後再生発展をしてほしいと思いました。
・各見学地で説明をしていただいて、より深くそれぞれの意義を理解することができてよかったです。ただ、話をきくだけでメモを取れなかったり、周りの音で声が聞こえなかったりすることもあったので、資料をあわせて用意いただけるともっとよかったのではないかと思います。
・木の育成、流通、製材等わかりました。
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