2015年7月14日火曜日

第8回ボランティア育成講座(H27.7.11)
「下草刈り」
                                                      管理人
 
 
梅雨の合間の晴れ間と思いきや、昨日からの猛暑が続き、炎天下の下刈作業となった。また、計画した、午後の竹細工と流しそうめんも予定通り実施できそうである。

S24当時
H27
先人たちは、子供を育てるように植林後小学年齢時は、大刈り鎌で春秋2回の下刈の手入れを続け、中学生時になり年1回刈りへと親元の手から徐々に離れ、高校生時になると「根払い」という手の届く範囲の枝を払う成木(せいぼく)へ向けての作業が徐々に始まる。

 今回の栗平の市有林は植林後、森守会で当初3年ぐらい手を入れその後5期生から下刈体験を実施しており、10年の年月がたったということになる。
 言い換えれば、高校生になったということであり、現地に到着するとその成長ぶりには目を見張るものがあった。

 先達の言葉の中に、「木を植えて人は育てて夢は百年」という言葉がある。
 しかし、この業界を取り巻く環境は、健全な経済行為が途絶えて久しく、伐ることも、植栽することすら許される状況ではない。そんな環境下では貴重な体験作業であることは言うまでもない。
 

 
 
 今後、百年の夢を持続させるには多くの方々に、環境、健康への森林の恵みの認識を一層深めてもらい、自ら行動することの尊さを感じてもらいたい。
 



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