2014年10月15日水曜日

第2回森林ボランティア育成講座(H26..8.9永山ふれあいセンタ-&青梅の森にて)
        『間伐・道づくり・休憩所整備』 
                                                             7期生 林 和夫                         


昨日は中身の濃い講座ありがとうございました。
早速ですが、スパイスラックの木工の材料は、さわら::::椹ですね!
思っていたより、皆さん真剣に取り組んでおられることに感心いたしました。
ホームページも拝読いたしました。
青梅にもこんな団体があって、地道に活動を続けられていることに感心いたしました。


昨日の講座の感想以下感じたままに書きます。

(1)午前の部   講師のまとめられた森林保育保全:青梅の森に関してまずは、永山の奥の100haに及ぶ青梅の森の入手のいきさつは、40年青梅から離れておりましたので知りませんでした。正直びっくりでした。
しかしながら、せっかくの財産ですかうまく活用して行かなくてはいけません。そのためには、市全体、都全体、日本全体も視野に入れた地道な活動がいかに大切で困難なことであるか痛感いたしました。
         
森林保育保全の循環の破たんは言われれば解りますがほとんどの人が本質を知らないと思います。
戦後生まれの人達は“花粉の元凶は森林だ!”ぐらいの認識が一般的です。
現在の崩れたピラミッドの再構築は非常に困難な仕事です。
現在の便利な生活文化が続く限り、立て直しは個人の力では不可能です。
しかしながら、いろんな活動を通じて人の考えを変えていかなくてはならないと思います。

私が子供のころは、山一町歩伐採すれば大勢の家族を十分に養えるだけの価値と収入がありました。
高々50年のうちの日本高度成長の陰で山林は全くあてにされず、重荷の存在になってきてしまっている現実の中、補助金たよりの山林管理(?)になってしまっていることは全く残念でなりません。
講師の温厚な語り口の講義に、大変なる危機感と何とか少しでも改善して行こうとする熱意に感動いたしました。頑張りましょう!

(2)午後の作業
意識の変革はここから始まりますって感じでした。
私の父は現在住んでいる場所で昭和23年に戦地から戻ってから製材と伐採切り出し植林の仕事を始めました。
子供のころから、薪まるき、皮むき、植林、雪おこし、玉とり(毎木調査)等 いろんな仕事を手伝わされました。そのころを思い出すような作業に、なんとも懐かしい郷愁を感じました。
地道な作業を習得して行くことが森をもっと身近に感じる一歩だと思いました。
最後の道具の養生をキチンと皆さんにしてもらうことこれがとっても大切なことと当たり前のことですが感心しました。                                             ありがとうございました


(当日は、台風11号の影響で、午前中は座学と木工となりましたが、午後は計画していた間伐・道づくり・看板立て・休憩所整備と各班のチ-ムワ-ク力で短時間に大きな成果を得ることが出来ました。)

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