2017年5月15日月曜日


7回森林ボランティア育成講座(H29.5.13
『座学』

                                                                                              第8期生 佐藤向陽
 

ここのところ好天が続いていましたが、この日は朝から雨模様。そのため7回目の森林ボランティア育成講座は予定されていた間伐作業から、室内での座学に変更となりました。

 座学では、青梅りんけんや東京都の森林の紹介、愛知県での民有林境界調査の取り組み、森林セラピー、最近徐々に注目度が高まっているCNF(セルロース・ナノ・ファイバー)の紹介、の4つの話題が提供され、その後意見交換が行われました。

 意見交換では自己紹介も兼ねて、出席者それぞれが森林ボランティアへの応募動機や森林・林業に対する関心ごと等を発表しました。
 当初は少々緊張気味だった雰囲気も後半は和んで、色々な意見が積極的に出る有意義なものだったと思います。

 
 その中で「インターネットやGPSといったデジタル機器の活用は、今まで出来なかったことが可能になったり、作業効率が改善するなど利点は多いが、やはり最後は人と人とのコミュニケーションが大事である」という意見がでました。

 私は普段、海外で途上国の方と一緒に森林関係の仕事をする機会が多いのですが、言葉や文化が異なる人達でもお互いの気心が知れてくると物事が上手く進むことがあり、コミュニケーションが大事という点は正にその通りだと思いました。

  今回は、生憎の雨で実習が中止だったのは残念でしたが、色々な思いや経験を持った皆さんの貴重な話や意見を伺えて、私にとってはある意味「恵みの雨」でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿