2017年1月19日木曜日


5回森林ボランティア育成講座(H29.1.14
『枝打ち体験』

                                                                       森守会 元3期生

 
  黒仁田の青梅市有林でのヒノキ枝打ちのサポートに参加した。青梅市森林ボランティア育成講座実習の一環として実施。黒仁田は、青梅市役所から直線で北西約3.5Kmに位置する。黒仁田の地名は、Google Mapには記載が無いが、聞修院を沢沿い上流に約1.5Km進んだ場所である。(旧 小曽木村所有山林) 

今回の作業エリアは、3期生時代、及び、その後のボランティア活動で整備した当時、小径木やササが密集し、薄暗い林相で、立入さえ困難だった記憶があるが、枯損木処理や下刈り等の手入れが進んでいた。
 
本日は、受講生を5班に分け、林道から実習現場まで、班ごとに、ハシゴ・安全ベルトを搬入した。移動の最後の急勾配では、足を取られるなど苦労をしたが、程よいウオーミングアップでもあった。





各班に分かれ、ハシゴ・安全ベルトの使用方法、良質な木材の確保や山を守るために草木の育ちやすい環境に役立つ枝打ちの意義、危険性排除ために今回の枝切はノコ作業で行い、樹皮に沿って切り落とす、との説明を受け、実習を開始した。受講生が安全ベルトを使用した枝打ちを一巡するころには、スムースな作業が出来るようになっていた。



受講生当時の私は、今日の皆さんより手つきもおぼつかなく、もっと緊張していたようだった。

今季最強寒波の到来とのことで、昼食時には、冷え込みが一段と厳しく感じられ、食事後の休息もそこそこ、体を温める意味を含め実習を進めるたが雪も舞い始めた為、予定を早め、実習を終了した。

見回してみると、実習前に比べて、枝打ちの成果を感じることが出来た。
 

受講生からは、山の作業の厳しさを感じるコメントや楽しみを感じたとの話もあった。受講生の皆さんが今後とも森林整備に参加され、この輪が広がっていくことを願っています。

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